3年目にして初めて花をつけた我が家のシャインマスカットの木ですが、どうなったと思いますか?
花が咲いたのが5月で、要領も得ないままにジベレリン処理(種を無くして粒を大きくする生長ホルモン)を行っていました。
虫の害やブドウにありがちな病気を予防するための農薬は使用しませんでした。
7月中にでも収穫できそうなが勢いでブドウの粒は大きくなっていきましたが、どのタイミングでハサミを入れたらいいのかが分かりません。
『粒の周りが白くなったら収穫』との話も聞いていましたが、ブドウ栽培の初心者にはその白さ具合も判断がつきません。
それで、粒を摘んで硬さを調べては “味見” して行ったのでした。
最初に “味見” したブドウの粒は、今まで味わったことがないくらい酸っぱいものでした。
口の中に強烈な酸っぱさの刺激が広がり、両目を瞑ってしまいました。
その後も “味見” は続き、8月に入った頃に初めてブドウらしい甘みのある粒を口にすることができたのでした。
甘く実ったブドウの粒は弾力があり、粒の表面は粉が吹いたように白くなることが経験を通して分かりました。
『ブドウが実り熟すまではとてつもなく長い日数が必要なんだなぁ… 』