福音の力を体験せよ 123
「私はちゃんと戒めを守っている」と言う人がいるかもしれません。本当にそうでしょうか?あなたは自分の家で、神の戒めの原則を実践しているでしょうか?あなたは家族の人たちの前で、荒々しい品性や不親切、あるいは柔和でない態度を示してはいないでしょうか?もし自分の家庭で不親切な行為をあらわしているならば、あなたの公言していることがどれほど高貴なものであっても、あなたは神の戒めを破っているのです。他の人たちに戒めをどれほど説いているかは知りませんが、キリストの愛を家庭であらわすことに失敗するならば、あなたは律法の違反者なのです。
皆さん、もし私たちが戒めを守るならば、家庭がどのようになるかを想像することができますか?神様は今、ひとつの民が起こされるのを待っておられます。心を尽くして神を愛し、隣人を自分の体のように愛する人たちのことです。そのような民を主が起こし、助け、守ってくださることを願うものです。
十字架の誤解 ⑨
サタンは、自分が十字架を無くせない事実を知っています。そのため彼は、十字架の意味を自分の主張に合わせて粉飾し、自分が願う通りに人々が信じるように計略を立てました。サタンは、もともと人間に、神様の律法は必ずしも従う必要のないものであり、神様のおきてを廃しても、さほど問題にならないと主張して人々を惑わしてきました。これが、サタンが人類の先祖たちを欺いてきた方法でした。彼はクリスチャンたちが、十字架について説教したり、賛美したり、カルバリについて語ることには、少しも恐れおののきません。むしろサタンは、クリスチャンたちが、感情的に十字架についてたくさん語り、賛美し、説教することを願っています。十字架の真の意味を理解しない限り、クリスチャンたちが行う礼拝と賛美は、サタンにとって何の支障もないのです。