戦争の責任は政治にある

90歳を過ぎての挑戦、、、ここにきて戦争を知らぬ政治家が幅を利かせ、憲法に取り組むべきを、避けて通る姿は残念に思う。

日本国憲法の出発点の確認

2016-06-08 09:54:42 | 日記
明治天皇の時の憲法、その後の敗戦後昭和天皇の従来の神格から脱し人間宣言と共に、御誓文の全文を引用し民主主義は決して輸入物でなく日本の歴史、日本の国体を現わしたものです。昔は盛んに唱えられた五箇条ですが、今新たにここに掲載いたします。
     1 広く会議を興し万機公論に決すべし
     2 上下心を一にして盛んに経綸を行うべし
     3 官武一途庶民に至るまで各々其志を遂げ人心をして倦まざらしめん事を要す
     4 旧来の陋習を破り天地の公道に基づくべし
     5 知識を世界に求め皇基を振起すべし
字句の解釈                    万機…あらゆる重要事項
                         公論..公開された意見
                         第一条…素より天下国家の事一人の私するところでない。

                         経綸...経済政策に限らず国家の政策全般
            
                         官武...官  中央政府 武...地方政府

                         陋習...昔は鎖国,攘夷今や周りにお友達を集めた政治が陋習

                         皇基...天皇が国を治める基礎

国が危ないとなれば、総理大臣であろうと進言すべきは当然、総理には、自分ひとりで決定する傾向がある。自分が長である。決定権は総理にあるとしサミットのリーマンショックのデータの扱い、伊勢神宮の扱い、消費税の延期の問題、総理一人で込めるべき性質の事項でない。トップがそうなら東京都の知事まで見習うのか。秀才より腹のある誠実な人格者が現れなければ、次から次と問題が起こる予感がする。五箇条の趣旨を再考されルことを望む。最近総理の母校の成蹊大の時の恩師である加藤教授が「無知」と「無恥」との叱正は果たして耳に届くか否や気になる。

コメントを投稿