選挙そシーズンに入った。的を狙うのが弓矢である。矢が的を狙うのではない。的が確りしていれば、矢は何本でも放せる。其の矢は細部に至るまで大事なのである。いろんなことを唱えた的も矢が外ればかりではどうしようもない。射手はとうに自覚していると思う。ゆっくりと波及するのを待てる的もある。しかし、即成果を出さないと、庶民の生活に直に影響するものもある。弁舌が巧みでも心に響かぬこともある。酷いときは声の調子で聞いて居られない時がある。私一人だろうか。聴衆は千差万別とは言え自ずから自分の考えを持っている人、他人の評判の左右される人、無関心の人もあろうが、選挙は日本の運命を決めるのも、大事なのは選挙の結果である。いい例が都知事の実績に現れた。政党とかでなく、信頼できる人を自らの範囲で選挙に向かうことだ。
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