社労士みょうみょうの“やめない・つづける・はじめる”方法

介護離職や育児離職をしないで
仕事を「つづける」方法を探しましょう!

誰が見ていなくたって、子どもはちゃんとママを見ている。「女性活躍」なんかに踊らされる必要はない!

2015-06-05 15:28:13 | 日記
去年の新聞の切り抜きから面白いものが出てきました。

小学6年生・さっちゃんの「お母さん観察日記」です。

記憶力はバツグン。でも私のおやつのリクエストはいつも忘れる。「ごめんね」と慌てて買いに行くフリをするけど、行く気なんかさらさらない。「もういいよ」と私が諦めるのを待ってるだけだ。

手はパパのより太い。足も太い。足腰がしっかりしている。パパはママをおんぶできないけど、ママはパパをおんぶできる。

ママはティッシュ箱の上に鏡を置いて顔を作る。ピンクの頬紅を塗る…というか塗りたくる。それから真っ赤な口紅を唇よりも厚めに塗る。だいたい5分で仕上がる。「じゃあ留守番よろしく」とママは家を飛び出すけど、後片付けは私の仕事。仕事から帰って口紅がなかなか落ちずに苦しんでいる。風呂場で口紅をゴシゴシこするママはなんか切ない。

ママは授業参観日になると仕事からそのまま駆けつけるので、完全に浮く。というのも、大きなカバンを抱えて、上下ピンクのスーツで、いったい何が面白いのかニコニコしているからだ。お兄ちゃんたちは友達から「お前の母ちゃん保険の外交員か?」と言われたそうだ。

ママは車の運転免許を3年前に取った。背筋と両手を伸ばして運転するママは完全にガチガチだ。緊張を和らげようとしても「今話しかけないで!」と怒られる。ちなみに家族は「歩いたほうが早いから」と、誰も乗らない。

ママは外に出ると別人になる。すごくしっかりしている。「みなさん、ママはこんなにちゃんとした人ではありません!」と私は言いたい。庭まで裸足で出るし、眼鏡をかけたまま眼鏡を探すし、何より男のようないびきをかく。きっとどこかに切り替えボタンがあるはずだ。

実は去年、私は学校に行かなくなった。ママにすごく怒られて、車で学校まで送られた。それでも行けなくて私は泣いた。誰もいない家で留守番するようになった。茶碗を洗ったり洗濯をしたり。ママって大変なんだなって思った。
ママは「どんなことがあってもママはさっちゃんの味方だよ」と抱きしめてくれた。それからママは毎日私の話を聞いてくれた。だから少しずつだけど学校に行けるようになった。

結論:ママはおっちょこちょいで、どんくさい。だけどみんなを励まして、みんなのために頑張ってる。家で油断しているママも、みんなの前でちゃんとしているママも、どっちも私のママなんだ。だから私は大きくなって、ママのような人になりたいな。

女性が輝く社会?

そんなのに踊らされる必要なんかない。

誰が見ていなくっても神様や仏様が見てくれている。なによりも子どもたちは親の背中を見ている。キャラ弁がどうした。ベリーだかベロだか知らないが雑誌に出ているステキなママに嫉妬したり引け目を感じたりすることなんか断じてない!

外でちゃんとできていれば家の中は多少油断したって、どうってことない。

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