青リンゴ観察日記

韓国漫画「世紀末青リンゴ学習塾」観察ブログです。
*ネタバレ含みます&二次使用と転載禁止*

第十三話⑤

2021-04-20 | 第十三話〜第十五話

やめろと言われたからしない ことにしたミエ。

怪我を気遣われるのも、勉強に誘われるのも、チョルにとっては疑問でしかない。

[突然どういう風の吹き回しかは知らないけど]

無視、と心に固く誓うチョル。

[どう考えてもただの気まぐれにしか思えない]

チョルは終礼の挨拶が済むと、すぐに教科書を仕舞って教室を出る。

[大魔王の心には余裕がないのだ]

[大事なことにだけ集中したい]

チョルは一人でズンズンと歩いて行く。

擦り剥いた手の甲が、小さくピリッと痛んだ。

[小さな刺激にも反応する余裕がない]

こんなことしてる場合じゃねぇ、早く帰って服着替えて・・

 

そして大股で一歩進みかけた、その時だった。

 

「ねぇっ!!」「うおっ!!」

「なっ!なんなんだよっ!マジで何なんだよっ!このど阿呆が!!」
 
「誰がど阿呆よ!」
 

突然ひょっこり出て来たミエに、チョルは心臓が飛び出るほど驚いた。

しかしミエは何も気にせず、明るくこう言ったのだった。

「アンタ、最近勉強頑張ってるでしょ?」

「私も頑張んなきゃなの!」

「だから一緒に勉強しよーよ!ね?」

[その上、あぁ本当に]

「仲良くしよ!」

「ねっ?」

[こんな刺激は、ギュッと息が苦しくなる]

逃げても逃げても、刺激は追いかけて来るみたいだ。

大きなまん丸の瞳がキラキラと光って、チョルは胸が苦しくなる。 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

第十三話⑤でした。

短めの記事ですみません!これで十三話は終わりです。

ミエちゃんのメンタルがたくましすぎて眩しい・・

ようやく二人がグッと近づきましたね〜〜!先が楽しみです

 

第十四話①に続きます



最新の画像もっと見る

コメントを投稿