北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

謎が解けて、また謎が・・・

2016-06-04 | 珠洲市政


先日の帯広視察時の疑問。
帯広の町は開拓地らしく道路は縦横の直線道路で構成されている。
ところが何故か南北のラインが微妙にずれている。
せっかく道路を引くのになぜぴったり合わせないんだ?
気になって帯広市役所の方にも聞いてみたが、その人は帯広に来て日が浅くご存じなかった。
帰宅後も気になって調べ続け、ようやくここに回答があることを発見。
「山アテの多い北の道」
要するに当時は精密な測量機器が足りず、磁気偏角分がずれたとのこと。
磁気偏角って??
調べてみると、要するに方位磁針が示す北と地図上の北は地球磁場の関係で微妙にずれるらしく、そのずれの角度をいう。
(とわかったように書くが実はわかってない)
これは帯広だけではなく、札幌はじめ北海道各地で見られるらしい。
確かに地図を確認していると札幌なども微妙にずれている。
これまで気づかなかっただけのよう。

さて、一見落着
だが、そこで次なる疑問が2つ。
一つは上の図の大きなマルの箇所。
せっかく碁盤目に引いた道路なのに、帯広駅から緑ヶ丘公園に向かって斜めの道路が走っている。
実はこの道路、視察2日目の早朝散歩で歩いたのだが、歩いていると斜め前方から車が来る、
と思えば反対側斜め後ろから車が来る。
慣れないと危ないし、何より三角形の敷地が多数あり、土地利用がやりにくい。
開拓後、年数を経て帯広駅が開通したことはわかるが、なぜ駅前道路をここまでわがままな角度に引いたのか。

もう一つの疑問は磁気偏角について。
当時の測量技術には納得だが、ではなぜ遡ることはるか1千年以上前、平安京、平城京の東西南北はほぼ正確なのか
技術の後退?。
なんで?


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