北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

こんなのあり? 「集団」「個別」区別せず

2014-06-30 | 平和

北國新聞(6月30日)

安倍政権は国際法では明確に区別されている個別的自衛権と集団的自衛権を区別しないで法整備を進める方針だという。

権力を縛るはずの憲法を自分の都合のいいように解釈変更しようとする安倍軍事独裁政権だからなんでもありかもしれないが、何度、新聞記事を読み直しても意味がわからない。

個別的自衛権は急迫不正の侵害があって、他の手段で防げない場合に行使できるとされる権利だ。刑法でいう正当防衛に近い考え方である。
他方、集団的自衛権は宣戦布告をもって戦争当事国になることをいう。
当然国内法でもそれぞれの手続きは違ってくはず。
憲法との矛盾すら無視する安倍政権だから、法律の整合性もどうにでもなると思っているのかもしれないが、このまま突き進めば、秋の臨時国会は関連法の改定で大混乱必至だ。

安倍政権は明日、閣議決定をおこなう方針のようだ。
官邸前はじめ、全国各地で抗議行動が続いている。

私は、明日は一般質問。最後に登壇し、最後の質問は集団的自衛権についての市長の見解を問う予定。


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