宇治日和

宇治や城陽にお住まいの方、そしてこれから住まれるお客様のために、ユニティがレアな宇治の情報をお伝えします。

ご当地ソング

2008-12-16 | 文化
宇治にもご当地ソングがあります。
その一つは、『宇治の栞(しおり)』。大林幸二という演歌歌手が歌っています。季節に合わせた観光案内になっているので、長くなりますが歌詞を4番まで引用します。

(1番)
宇治の春なら 塔の島 夜桜映える 花堤
ぼんぼり灯りに 誘われて 寄り添い歩いた 桜町
貴方を見送る 宇治橋辺り 三の間見れば おぼろ月
(2番)
宇治の夏なら 中州から 夜空に輝く 恋花火
宇治川 かがり火 鵜飼い舟 きらきらときめく 甘い夢
貴方と出逢った 宵待ち橋は 炎が彩る 燃えた恋
(3番)
宇治の秋なら 興聖寺 香りに包まれ お茶まつり
琴坂 やまぶき かえり花 式部を忍ばす 悲恋町
貴方を慕って 貴撰の山へ いろは紅葉の 夕景色
(4番)
宇治の冬なら 川宿で 静かに語らう 雪見酒
二人を見守る 鳳凰に 幸せ祈るは 平等院
貴方と見つめる 夜明けの霧も やがて流れて 春を呼ぶ


(『宇治の栞のカセットテープ)

1番は宇治川の塔の島で開催される桜祭りを、2番は花火大会や鵜飼いを、3番は紅葉の名所・興聖寺やお茶祭りを、4番は平等院を歌っています。なかなかよくできた歌ですが、全国的にはまったくヒットしませんでした。
なお、歌手の大林幸二さんは前回ご紹介した「FMうじ」で、週1回レギュラー番組を担当されています。

もう一つ、これよりもう少しメジャーな『宇治川哀歌』があります。何がメジャーかと言うと、歌手が香西かおり、作曲が最近『吾亦紅(われもこう)』を自ら歌って大ヒットさせた杉本真人。豪華なメンバーでしょう?
でも、テレビで何度か歌われたものの、残念ながらヒットするまでには至りませんでした。
『宇治川哀歌』はこちらでメロディと歌詞が鑑賞できます。