2024年 日本 <劇場>
監督、脚本 安田淳一
出演 山口馬木也 冨家ノリマサ 沙倉ゆうの 峰蘭太郎 紅萬子 福田善晴 井上肇 田村ツトム 安藤彰則 庄野﨑謙 ほか
感想 素直に面白かった。SFは苦手なのだがこの映画はSFであることは重要じゃなくてよかった。幕末の藩士が現代の時代劇の斬られ役になるといういずれも消えゆく存在という重なりが深みを与えていた。見始めのうちは台詞がチープな印象を受けたが終盤に向かってしまっていった。見終わった後はスカッとしたりせずしんみりとした。侍の嫌悪する部分=人を斬って殺すという描写もあり侍の存在やその時代というものにも少し思い至った。しかしながらつまらないギャグや主人公のひた向きさのほうに目は行って面白い映画となっていた。クライマックスはとても見応えがある。ヒットしたり賞を獲ったりするのも納得のいく面白いインディペンデント映画だった。
それが鉄砲に変わり、戦いも砲弾を撃ち込む破壊。
今は一瞬に消える放射能・核弾頭です。
刀は、一人を斬れば、血糊で多くの者は殺せません。
1対1です。
時代劇では、主役が何人も斬りますが・・・
武士道。
後から斬るなど、卑怯者です。
現代は、刀こそありませんが、騙し討ちばかりです。
対象が人から人々に変わっても殺傷することに今も昔も違いはありませんね
1対1なのですね
確かにそういう描かれ方もしていました
かなり深みのあるシーンでした
武士道、新渡戸稲造ですね
勉強不足で読んでません
騙し討ち、卑怯が平気な世の中という気がします