ゆがわら

先週、湯河原へ行きました。





悩みがあるから旅へ出た。
心を鍛えにひとり来た。

全く気持ちに余裕がないのか
どうにもこうにも緊張する、焦る。

いつかのように明るい思いで
楽しむことができない。
何かガチガチにちぢこまっている。

自分が思い描いたイメージと
実際ここにいる自分との間に
180度くらい違いがある。

すべてが恐怖のようであっても
恐怖という実感に乏しく
ただひたすら身構える、心を閉ざす。

リラックスしようと努めるほど余計に
緊張していることを知る。

太陽の光を浴びて
旅館の一室でこのメモを書いている。
平穏ではあるけれど、人々は動いている。
自分はこうしてムダかもしれないことをしている。
ムダと思うから緊張するのか、焦るのだろうか。





精神的にハードな旅でした。
けれども、行きと帰りでは
何かが少し変わった気はするのでした。