糸井ひろしの気まぐれ日記

日本共産党群馬県西毛地区委員会役員の日々のあれこれ

娘の行く道は????

2013-10-12 | 雑想

 我が家の下の娘たちも、高校3年生。もう後期授業が始まりました。上級の学校や専門学校に行きたいと言うでもなく、かといって就職活動をしているようにも見えず、先生方もさぞやきもきしていることでしょう。

 

 誰もが、必ずしも望み通りの道を歩けない現状で、娘たちがなにを考えているのか、ふと聞いてみました。「好きなことはある。やりたいことはあるんだけど、それで食べていけるかといえば多分無理。かといって、どんな仕事につけばいいのか、自分の力や向き、不向きがわからない」という答えでした。

 夢も希望もないわけではないので、ちょっと救われた思いがしました。絵や音楽で食べていくというのは大変なことだと思います。まあ多分、娘たちでは難しいでしょう。そのことは自覚しているようです。

 

 今の娘たちの成長スピードが、実年齢に追いついていないことも確かです。まあ、990gと880gで産まれた子らが見た目の体格は「平均的」と言えるまでに成長したのですから、それだけでも感謝です。情緒の成長が遅いのも、いじめられて育ったおかげで、他人との社会形成が十分にできてこなかったせいもあるでしょう。

 とはいえ、18歳という年齢と社会は待ってはくれません。親としては、もうとっくに覚悟していますので、あまり口やかましく言いませんが、本当にいろんなことが身について、自らの道を選んで歩き出すにはもっと時間が必要でしょう。

 

 1kgに満たないうちに生まれた我が子ら。スタートから大変だった子たちが、同い年の子たちの中でこれまで必死で頑張ってきました。結果として報われないことも多いですが、それでもここまで元気に生きてきました。

 「あれができないからダメ」「これを知らないからダメ」と、今の社会(というより、企業か)から求められている資質としては、不足してる部分が数多く、就職が困難なことも容易に予測がつきます。

 

 でも、一所懸命がんばって「どっこい、生きている」娘たちに、エールを送り続けたいと思います。