糸井ひろしの気まぐれ日記

日本共産党群馬県西毛地区委員会役員の日々のあれこれ

突き抜けた人の強さ

2013-10-28 | 日記

 昨日、高校PTAの「合同研修会」を行いました。

 まあ、PTAのOBも現役も集まって、学びながら交流しようという取り組みでして、これは他の、特に普通科進学高校にはないんじゃないでしょうかね。

 今回は、高校のスクールカウンセリングの先生をお招きして、お話をうかがったあと、参加されたみなさんで座談会という内容でした。

 実は昨年も同じ内容でやったら、参加されたみなさんの評判が良かったので、今回も行いました。

 定時制高校に入ったはいいけれど、素行が心配とか、以前は真面目だったのにとか、お子さんが高校へ入るまでにいろいろな苦労をされた親御さんが多いので、こういう集まりで悩みを共有したりする機会があるといいんですよね。

 今回は、いろんな行事や取り組みがあったようで、参加人数は多くありませんでしたが、みなさん率直に思いを語り、悩みを共有したり、先生にご意見をうかがったり、充実した時間となったようです。

 

 スクールカウンセリングの先生も、最後までお付き合いくださり、ありがたいことでした。多謝。

 

 小・中学校の頃から「規格」から外れたことを放置され、行き場をなくした子どもたちと、「規格」に縛られて辛い思いをしてきた親御さんたちのリアルな話をうかがい、改めて、「我が家はそれほどの苦労はしてないな」と感じます。

 PTAというと、自分の時間を拘束されて学校に仕えるかのような印象を持っている人も多いと思います。小中学校の役員決めで、恐ろしいところを見たこともありました。

 本来、親と教職員とで、子どもの育つ環境を良くしていこうということが趣旨であり、親同士の理解や親と先生方との理解も必要なはずで、親同士も教職員とも互いに懐疑的では良くなるはずもありませんよね。

 

 加えて、この高校は、いろんな苦労をされた親御さんが多いので、こういった集まりで、直接解決できなくても、ホッとする時間くらいあったほうがいいと思います。

 

 もっと多くの会員さんが参加されるように、知恵も使わないとなあ...。