糸井ひろしの気まぐれ日記

日本共産党群馬県西毛地区委員会役員の日々のあれこれ

黙ってはいられない!

2013-10-02 | 日記

 昨日、安倍首相が消費税増税を「法律にしたがって」増税することを発表しました。来年4月に8%になるということです。

 黙ってはいられません。まあ、黙っていてはいけない立場でもありますが(笑)。

 

 消費税がこれまでどんな使われ方をしてきたかは、これまでの経緯で明らかです。少なくとも社会保障にきちんと充てられ、それが社会保障の拡充に役立たなかったことだけははっきりしています。

 「消費税増税はやむを得ない」とか、「賛成」というご意見をいただくこともありますが、その理由を聞くと、多くが「国民の社会保障の財源になるなら」というもの。しかし、そうなってこなかったし、今回もそうならないことは明らかです。

 

 そもそも、社会保障は「社会が一人一人の国民の人間らしい生活を保障する」ものであり、彼らが「社会保障の基本的な考え方」と称して使う「自助」「共助」とは、前提から違います。社会保障に「自助」「共助」を持ち込むこと自体が憲法に反しているんです。

 加えて、「受益者負担」などと言って、「利益(サービス)を受ける者が負担する」と言って、お金の有無で「人間らしい生活」の保障に格差をつけたり、「民間に任せればうまくいく」と言って、国が負うべき責任を放棄したり。

 まだ間に合います。首相に消費税の増税を諦めさせ、中止に追い込みましょう。まだあきらめるところではありません。みんなが声を上げることがとても重要なんです。

 

 〝自民党が圧勝〟なんて報道されましたが、実はそんなことないってこと、もう皆さんご存知でしょ?国民の怒りを「どこ吹く風」と無視できるほど、自民党も強くはありません。

 みなさんの声が、運動が、彼らの行動にブレーキをかけることは可能です。「この声を無視したら自分はこの椅子に座っていられなくなる」と、彼らに思わせるほどの声が、運動が必要です。

 

 みなさんと一緒に、日本共産党はがんばります。