いや、どーにも気持ちが前に出ないと申しますか、なんとなく体が動かずスキー場行きはやめました。
そして何をしていたのかと言うと、朝飯の後に見だしたNHKのテレビドラマ「たけしくん ハイ」とやらを見ていたわけであります。
いや、ビートたけしのガキの頃の話らしいんですが自分が見てしまった理由は時代背景でして、とても懐かしい雰囲気の映像に引き込まれた次第であります。
貧乏な家には付き物の酒呑みの父親と、トンビが鷹や掃き溜めに鶴的話の構成は古典的ですが自分の琴線をくすぐりました。
で、父親の自転車を盗まれてたけしと父ちゃんが困った場面を見たときには外国映画の「自転車泥棒」を思い出し、思わず、たけし創りやがったなと邪推してしまいました。
まっ、たけしは私立の有名大学に入っているんで豊かな貧乏家庭だったのだろうと脳内処理しつつも楽しく見させていただきました。
いや、映像に出てくる小物や情景が流石にNHKであるなと感心するんで料金を払うのも吝かではないのですが、このような見事に日本的作品を作れる集団が何故思想的には反日なのかが解せません。
そして、金を払いたく無くなる理由もそこにある訳です。
で、少し早い昼飯を食べつつまたNHKを見ていたんですが、今度は大学生をリモートで交えた討論会的なものをやっていたわけです。
で、番組名も定かではないんですがトランプ政権が終わりバイデンに移行した後の日本の立ち位置は、みたいな話に愕然としました。
いやいや、はっきり言い切りましたか、と思うと同時にバイデンの政策を予想してあれこれ語れるNHKの解説の面々に呆れました。
しかし一番驚いたのはリモートで出演していた大学生でして、大した知識を持っているんだな、であります。
それも、流石にNHKに呼ばれるだけあるな、と感心するほどに主催者側の意向を汲んだ質問が流暢に繰り出されるのであります。
で、思いました・・・ああ、こうして染色された子供らがテレビや新聞で記事を書いたり番組を作る側になるのかな、と。
いや、こんな番組を見ていると自分のようなトランプ応援団は非常識の気触者かと気持ちが揺らぐわけですが、しかし私とても昨日今日政治経済に興味を持った入門者では無く、反マスコミでは筋金入りなので宗旨替えは有り得ませんが・・・なんちゃって。
それにしても大学生の理論武装、と言いますか、NHKの思うツボを心得た方向の質問には寒気と共に吐き気がしましたが、オーディションでもあるんでしょうか?
さて、NHKの番組のタイトルは2021年 世界と日本・・・みたいな感じだったと思うんですが、テレビの話はさておきましても、どーなるんでありましょうか?
まっ、日本国民ではあっても末端の少額納税者で持てる政治力といえば清き一票しか無い自分が足掻いても詮無きことではありますが、ここはひとつ銭湯の湯船・・・ゆーだけ、湯ーだけ、言うだけ、と言うことで、笑っていただけたでしょうか?
あれです、はっきり言って日本の明日は良くも悪くも中国とアメリカ次第なので米中が見えないと日本は身動き取れないわけであります。
なのでトランプなのかバイデンなのかで大きく違うわけですが、おそらく経済的にはより一層厳しいことになると思うんであります・・・いや、根拠の示せない推論は無意味なんで止めておきましょう。
さて、まだ寝間着姿のままでしたので着替えて畑仕の菜っ葉でも見てこようと思います。
んじゃ・・・。