いや、断捨離の一環と言いますか、自分の場合一番邪魔なのは本でして、本日はそれを処分した次第であります。
なんと申しましょうか、捨てるに忍びない心の友ばかりでして涙無くしてはとてもできない作業でありました。
それでも、一番大きな本棚の古い本から手をつけ少しずつ振り分けたのであります。
いや、選別では無いのであります。
本を大きさ別に分類しないと紐で縛るのに不都合が生じるからなのであります。
で、その作業をして思ったんですが、本ってのは大きさが様々なんであるな、であります。
いや、雑誌と言いますか、カラー刷りで写真の多いムック本にはどの本ともサイズが合わず単独で捨てるしか無いな、なんてのがあって本の処分も難儀なことであります。
で、この二人は何なんだ、と苛立ったのが五木寛之と司馬遼太郎でありまして大先生方はゃっぱし一般とは違う扱いを望んだんでありましょうか?
まっ早い話が、それぞれの書籍に、他のどれとも合わないんだけれども重ねてみると二人の本はサイズがぴったり、と言うのが有ったわけです。
そーですね、大きさ的には新書版より大きくB6よりも少し小さい、とそんな感じでありましょうか。
えっ?本の題名ですか? 司馬遼が「この国のかたち」で五木のが「生きるヒント」であります。
司馬遼は傾倒しましたね・・・そして、結構長い間信奉しておりましたが、坂本龍馬に疑問を持ってあれこれ調べてからは信仰を解いた次第であります。
で、五木寛之はあれです・・・自分が親鸞に気触れていた頃に五木がそっち方面のものを書き出したので一時期続けて読んでいましたが、あんまし感化はされませんでした。
で、シリーズと言いますか捨てた本で一番多かった作家は椎名誠でありましょうか?
怪しい探検隊シリーズなんかは自分が若い頃のバイブル的存在でしたがもはや読み返すこともなくなり決心した次第であります。
で、カテゴリー的に一番多かったのが運動系の指南書や薀蓄書ですがこれらは学術的なものよりもハウツー本でその時々流行りの理論を漁った結果増えたものであります。
いや、登山関係とノンフィクションの旅行記は捨てられず本棚に居残っております。
そして、意外とたくさん残ったのは詩集でありました。
いや、自分で驚くほどに詩集が多いわけですがそんなんに好きとも思っていなかったんですが洋物和物ひっくるめてソコソコの量があったわけであります。
しかし、この本棚はそっくり全部捨てても後悔しない序列なのであります。
1番の難敵はトイレの本棚でして何度も読み返す本はそこに収めてあるのであります。
まっ、あそこは自分のリラックスルームでもありますので無理して攻めなくてもと思っておりますが、狭いと入りの壁にびっしりと床から天井まで隙間なく収めてあるので量は結構なものなんであります
で、大先生たちの本は残そうかと思いましたが大江健三郎や坂口安吾も捨てるのを機に思い切って処分した次第であります。
いや、年内に第二弾をやれるのかどーか?
と、言うよりも本日束ねた本を運ぶのが先決であります。