じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

外から国を見て

2015-07-28 23:55:23 | 日記的雑談
日本という国はナンてすばらしい国なんだろう、と、つくづく、そして、しみじみ思います。

北海道という亜寒帯を持ち、沖縄という亜熱帯も持つ国はそうそう多くはありません。
そして、日本国の大半を占める本州は、上と下で約一月程もの季節の差は有る物の、おしなべて温暖・・・いや、真冬の青森とか言われると言葉に詰まりますから止めてくだされ・・・と、言う事で、山紫水明にして風光明媚な国であります。

島国なんで大陸的な迫力は無いのですけれども、しかし、四季という自然環境に恵まれ、大陸には無い繊細さに溢れた国になっていると思う訳です。

周囲を海に囲まれ、南からは黒潮が登り、北からは親潮が押して来て日本列島の前でぶつかる。
世界に類を見ない程に豊かな海を持つ日本・・・持っていた? まっ、いいでしょう。

で、日本人を日本人足らしめる一番の要は、四季だろうと思うのです。
此の繊細な季節の移り変わりを心に刻み日々を送るからこそ、日本人的感覚は生まれるのだろうと思うのです。

でもなぁ~・・・今時は一年中エアコン回して快適温度とか宣って暮らしている都会人も多いからなぁ・・・そう言う人は見なかった事にして。

余談ですが・・・私は熱帯のフィリピンでもエアコンは使いません。
ヴビャぁ~寝苦しぃ~と、翌朝シーツが汗で滴っているのが好きなんで有ります・・・ホテルだから気楽に為せる技ですが。

まっ、四季や自然環境から日本国を眺めても他に比類無き我が祖国なのですけれども、四季を持ち心の機微の細やかな国民性は政治家も繊細と言いますか、小粒と言いますか、大陸思考の単純で押しの強い政治に流させる傾向が強かったと思うのです。
和を持って尊しが通じず、和した後に組み伏せてくる国際社会で、日本国の政治家は存在が感じられなかったと、思うのですが、如何でしょうか?

しかし、この度の安保法案を鑑みますと、善し悪しの判断は未だ分かりませぬが、やっと国際社会の共通ルール、同じ土俵に日本を上げようとする政治家が動いているのだな、と、感じるのです。

善し悪しの判断がまたつかないというのは、防衛の事ですから、相手の有る事ですから、今後の事などは誰にも分からないのが本当だろうと思うのです。
そして、これで万全とも思えないし、いずれは憲法九条の破棄や改正まで持って行きたいのが為政者の思惑でしょうけれども、それは、日本国が本気で大東亜戦争敗戦の呪縛から解き放たれる事なのでこの度のようにアメリカが黙っていないかもしれないし。

安保法案:村山元首相、廃案に全力尽くす

今ではネットを通じて日本のニュースを同時に見られるので外に出ていても情報には事欠きません。

村山元首相の事を覚えている人はどれほど居るのでしょうか?
白髪眉毛の爺様で、何かと言えば村山談話に固執する売国の輩?
時の悪戯が重なって総理大臣になってしまった場違いな爺様?
北朝鮮を訪問して松茸を貰って来た爺様?

此の白髪眉毛の爺様は日本国や、国民に対しての愛情は無いのでしょうか?
それが証拠に、此の爺様、神戸の大震災の時自衛隊の出動を渋って救助に困難を来した張本人・・・イデオロギーが先走り、眼前の被災者への思いは至らない程度の爺様であります。

東北の3.11の津波の救助もその後の初期の復興も、自衛隊が無かったらどんだけ悲惨だったのか?
パフォーマンスの為に被爆覚悟で爆発した原発の上をヘリで飛ばされても、命令だから、と、飛んだ自衛隊に私は感謝と畏敬の念を抱きますが・・・。
村山富市は、自衛隊は戦力で違憲で嫌いだから災害救助もお断りと・・・一国の総理大臣として宣った人です!!!

誰の為の総理大臣だったのでしょうか?
そう言う過去を持つ人が、この度の安保法案に反対するという事は、国民の利益は安保法案の方に有り、村山富市はまたしても、日本の敵対勢力の手先となって足掻いているのです。

それにしても、民主党時代を振り返ると、返す返すも1ドル80円の威力は忘れがたい魅力でしたが・・・しかし、外交やら政策という角度で見ると、幼稚な政府で有りました。

んっ?安倍チャン・・・消費税の事全く口にしないなぁ?
そんな暇無かったもんなぁ・・・忘れるべきだと思うんだけど。

安倍チャンは就任直後から積極的に海外に出て行っては安保法案の根回しをして来たのでありましょう。
そんな手腕を鑑みますと、久しぶりに大型の首相と言う感じがするのは私の見当違いでしょうか?

いや、国際政治の中で、商売と海外援助以外で、しかも、軍事の分野で発展を見せた政治家がどれ程居ましたか?

何度も書きますが、未だ成立もしていないし、相手の有る事ですから、なんとも判断ナンて出来ないんですけれども、しかし、国際舞台で日本が軍事を語れるようになったと言う事は・・・戦後レジームの脱却、一歩も二歩も前進でありましょう。

アレ・・・安保法案に反対の人たちの祖国って、どこなんですかね?
日の丸の旗とか持ってデモはしないですよね。
たった一つの法案の対立が有ったとしても、基本的に日本国に住み、インフラの恩恵を享受しているのだから、心に頂く祖国は同じ、と、思うのですが・・・戦争反対と叫び安保法案反対の人たちは、何故か日の丸も嫌いなんですよね・・・なしてぇ?


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