あの、大勲位・・・中曽根康弘元総理の記事であります。
結構長いんですけれども、読んでみたら、やっぱし、真面目に総理大臣をやっていたんだな、と思いました。
いや、私は単純なんで直ぐに騙されるんですけれども、この中曽根元総理の話にはほとんど納得でありまして、右寄りの旦那様も左巻きのお姉様にも、是非とも読んで頂きたいと・・・そして、日本がどう有るべきなのか、考えてみようでは有りませぬか。
アレです・・・大東亜戦争を語る時にアレは侵略戦争であった、と、言うのと、いや、西洋列強からアジアを解放するのが目的であったと、言うのと・・・私なんぞはどっちかの見方で騒いでいた訳なんですけれども・・・中曽根大勲位は、中国に関しては間違いなく侵略であったと宣っている訳です。
これを読んだ時、正直言いましてガビョーン、でありました・・・そうなんだよな、中国は侵略として素直に認めちまうと、あとが面倒臭いと言うのはナニなんだけれども、ソ連がドーのコーのとかはナニですけれども、結局あれは、間違いなく西洋列強の真似をして「盗りに行った」のが本音だよな、と・・・直ぐに感化され染まっちまうのが私の良い所であります・・・素直なんですね・・・バカとも言いますが。
元首相・中曽根康弘 戦後70年 前進の起点
・・・以下 読むのが面倒な人へ 抜粋・無断転載・・・↓
日本は今や、成果と立場にふさわしい責任と役割を世界から求められている。それは、われわれが成し得た状況に甘んずることなく、未来への可能性を求めながら国の在り方を今一度、点検し、更なる前進を図らねばならないということでもある。
「あの戦争」は対米欧、対中国、対アジアとそれぞれの面において、さまざまな要素と複雑さを持ち一面的な解釈を許さない。
米欧に対しては資源争奪の戦いでもあり、帝国主義的な国家、民族間の衝突でもあった。一方、中国に対しては、「対華二十一カ条要求」(注〔2〕)以降の日本軍による戦火拡大は、侵略行為であったと言わざるを得ない。大東亜共栄圏を旗印に、植民地政策に苦しむアジア諸国救済を謳(うた)い進出していったが、土足で人の家に上がるような面もあったといえる。
集団的自衛権を名実ともに国家固有の権利として認めるものだ。自衛権というものを考えれば個別的自衛権も集団的自衛権も表裏一体、同根のものであり、これを分けて考えることはできない。そもそも自衛権というものは、日本の置かれた安全保障環境や国際情勢に応じ、自力で対応する場合もあれば、他国の力を借りてその目的を達成する場合もあり、その程度も規模も時局の政策判断に依拠する。
日本は戦後、西側陣営の中で日米間の同盟によって貿易立国の道を順調に歩んできた。しかし、冷戦後の一極多元世界は相対的な米国のプレゼンス低下によって大きく変化してきている。片務的な同盟による安全保障や国際貢献が他国任せであることが許されない状況となってきている。民主主義、法の支配、自由、人権、紛争の平和的解決といった共通の価値観に基づく現在の国際秩序を維持し、将来にわたり自由で安定した政治経済システムの中で日本が発展してゆくためにも、責任、役割とともに相応の負担が求められている。
米中関係の帰趨(きすう)は予断を許さないが、日本は同盟関係にある米国と連携しながら、アジアの平和と安定をどう図るか、自らの戦略と構想を描いておく必要があろう。米国もアジアの国々も日本にそうした役割とリーダーシップを期待している。日中韓3カ国の安定的な関係とともに東南アジア諸国連合(ASEAN)が加わり、そこに米国やオーストラリア、ニュージーランドが加わることで大きな経済的機構と経済上の安全確保を図る安全保障の仕組みの可能性が出てこよう。
戦後からの歩みの中で、憲法問題は最も重要な課題でありながら、憲法改正はいまだ実現を見ないでいる。
現憲法は日本の繁栄を支える大きな基礎となったことは評価できる。自由や平等、民主主義や平和といった国際的に普遍性のある考えが受け入れられ定着もした。しかし、日本の歴史の中で育まれた日本人の民族固有性は、残念ながら書き込まれていない。
われわれは、自らが立脚する価値を日常の中から意識することなく自然に身に付けてゆく。それは歴史や伝統、文化と連なって民族固有の共通した価値へとつながってゆく。こうした人間の軸となる価値がしっかりしていなければ、自由、平等、民主といった普遍的価値は機能しなくなる。国の基本たる憲法がこうした日本固有の価値を謳わぬことは大きな欠落と言うべきだ。そして、時代状況も新たな役割と機能を憲法に求めている。
・・・以上 読むのが面倒な人へ 抜粋・無断転載・・・↑
どーですか・・・対中国の姿勢が少し甘いと言う気もしますが、しかし、刺激しない様な言葉を選びつつ、最大の表現をしているのであるな、とは読めると思う訳です。
で、結局は、過去の侵略は認めつつも、さっさと、日本人の手に拠る日本人の為の自前の憲法をナントカしなくちゃダメでしょ、と、大勲位は宣っている訳です。
まっ、幾分か自己防衛的発言も見られますが、概ね、日本が行くべき方向として、良いんじゃないかと思いましたが、皆様におかれましてのご感想は如何に?
結構長いんですけれども、読んでみたら、やっぱし、真面目に総理大臣をやっていたんだな、と思いました。
いや、私は単純なんで直ぐに騙されるんですけれども、この中曽根元総理の話にはほとんど納得でありまして、右寄りの旦那様も左巻きのお姉様にも、是非とも読んで頂きたいと・・・そして、日本がどう有るべきなのか、考えてみようでは有りませぬか。
アレです・・・大東亜戦争を語る時にアレは侵略戦争であった、と、言うのと、いや、西洋列強からアジアを解放するのが目的であったと、言うのと・・・私なんぞはどっちかの見方で騒いでいた訳なんですけれども・・・中曽根大勲位は、中国に関しては間違いなく侵略であったと宣っている訳です。
これを読んだ時、正直言いましてガビョーン、でありました・・・そうなんだよな、中国は侵略として素直に認めちまうと、あとが面倒臭いと言うのはナニなんだけれども、ソ連がドーのコーのとかはナニですけれども、結局あれは、間違いなく西洋列強の真似をして「盗りに行った」のが本音だよな、と・・・直ぐに感化され染まっちまうのが私の良い所であります・・・素直なんですね・・・バカとも言いますが。
元首相・中曽根康弘 戦後70年 前進の起点
・・・以下 読むのが面倒な人へ 抜粋・無断転載・・・↓
日本は今や、成果と立場にふさわしい責任と役割を世界から求められている。それは、われわれが成し得た状況に甘んずることなく、未来への可能性を求めながら国の在り方を今一度、点検し、更なる前進を図らねばならないということでもある。
「あの戦争」は対米欧、対中国、対アジアとそれぞれの面において、さまざまな要素と複雑さを持ち一面的な解釈を許さない。
米欧に対しては資源争奪の戦いでもあり、帝国主義的な国家、民族間の衝突でもあった。一方、中国に対しては、「対華二十一カ条要求」(注〔2〕)以降の日本軍による戦火拡大は、侵略行為であったと言わざるを得ない。大東亜共栄圏を旗印に、植民地政策に苦しむアジア諸国救済を謳(うた)い進出していったが、土足で人の家に上がるような面もあったといえる。
集団的自衛権を名実ともに国家固有の権利として認めるものだ。自衛権というものを考えれば個別的自衛権も集団的自衛権も表裏一体、同根のものであり、これを分けて考えることはできない。そもそも自衛権というものは、日本の置かれた安全保障環境や国際情勢に応じ、自力で対応する場合もあれば、他国の力を借りてその目的を達成する場合もあり、その程度も規模も時局の政策判断に依拠する。
日本は戦後、西側陣営の中で日米間の同盟によって貿易立国の道を順調に歩んできた。しかし、冷戦後の一極多元世界は相対的な米国のプレゼンス低下によって大きく変化してきている。片務的な同盟による安全保障や国際貢献が他国任せであることが許されない状況となってきている。民主主義、法の支配、自由、人権、紛争の平和的解決といった共通の価値観に基づく現在の国際秩序を維持し、将来にわたり自由で安定した政治経済システムの中で日本が発展してゆくためにも、責任、役割とともに相応の負担が求められている。
米中関係の帰趨(きすう)は予断を許さないが、日本は同盟関係にある米国と連携しながら、アジアの平和と安定をどう図るか、自らの戦略と構想を描いておく必要があろう。米国もアジアの国々も日本にそうした役割とリーダーシップを期待している。日中韓3カ国の安定的な関係とともに東南アジア諸国連合(ASEAN)が加わり、そこに米国やオーストラリア、ニュージーランドが加わることで大きな経済的機構と経済上の安全確保を図る安全保障の仕組みの可能性が出てこよう。
戦後からの歩みの中で、憲法問題は最も重要な課題でありながら、憲法改正はいまだ実現を見ないでいる。
現憲法は日本の繁栄を支える大きな基礎となったことは評価できる。自由や平等、民主主義や平和といった国際的に普遍性のある考えが受け入れられ定着もした。しかし、日本の歴史の中で育まれた日本人の民族固有性は、残念ながら書き込まれていない。
われわれは、自らが立脚する価値を日常の中から意識することなく自然に身に付けてゆく。それは歴史や伝統、文化と連なって民族固有の共通した価値へとつながってゆく。こうした人間の軸となる価値がしっかりしていなければ、自由、平等、民主といった普遍的価値は機能しなくなる。国の基本たる憲法がこうした日本固有の価値を謳わぬことは大きな欠落と言うべきだ。そして、時代状況も新たな役割と機能を憲法に求めている。
・・・以上 読むのが面倒な人へ 抜粋・無断転載・・・↑
どーですか・・・対中国の姿勢が少し甘いと言う気もしますが、しかし、刺激しない様な言葉を選びつつ、最大の表現をしているのであるな、とは読めると思う訳です。
で、結局は、過去の侵略は認めつつも、さっさと、日本人の手に拠る日本人の為の自前の憲法をナントカしなくちゃダメでしょ、と、大勲位は宣っている訳です。
まっ、幾分か自己防衛的発言も見られますが、概ね、日本が行くべき方向として、良いんじゃないかと思いましたが、皆様におかれましてのご感想は如何に?
鎖国、いいねぇ・・・開国以前の日本はけっこう素敵だったらしいですもんねぇ。
でも、鎖国すると石油がアッと言う間に無くなっちゃう日本・・・ここなんですよねぇ、味噌は。
日本の、黒船が来るまでの文化はけっこうちゃんと好きです。