突然ですが、あなたは筍を食う派ですか? それとも掘る派ですか?
ほほぉーそーですか、掘って食う両刀使いですか、なんちゃって。
いや、今日は植木屋仕事だったんですが庭の手入れをしている御宅には竹藪がありまして序でに竹林の管理もするわけです。
なんと申しましょうか、竹藪の管理ってのは結構難しく、生やし過ぎてはいけないが空き過ぎても良く無いわけでして、そこは適当な勘で対処する次第であります。
で、竹林を透くのに一番良い方法は竹を伐採する事では無く、筍の時に抜いてしまうのが良いわけであります。
そんなわけで私は竹藪に入り竹透き仕事という名目の筍堀に精を出した次第であります。
食べ頃の筍 ?
あれです、筍は朝堀に限る、なんて事が真しやかに言われていますが私に言わせると管理した筍畑以外では何時掘ったって同じだと思います。
そんな事よりも雨の後すぐに掘る方が柔らかくて美味いと思うんですが、まっ、いいでしょう。
伸びすぎの筍
で、筍堀で一番大事なのは3日と空けずに見に行く事でして掘り頃のを見逃すと翌日には大きくなり過ぎで困っちまいます。
が、実は伸び過ぎの筍の先の方は普通に柔らかいので食えるんですが捨てるところが多くて面倒なので薙ぎ倒して捨ててきます。
いや、間引くのが仕事なので食わないからと言って見逃すわけには行かないのであります。
あれです、昨年も同じ竹藪から筍を掘ったんですが今日ほど簡単には採れなかったのであります。
それは、猪が先に食ってしまったからなんですが今年は全く被害がないのは何故なのか? たぶん随所に箱罠をかけたので相当数が狩られたと思うんですが、まっいいでしょう。
で、10本ほど持ち帰り2〜3本をお向かいのお宅へお裾分けしたんですが、そーすると多分筍ご飯かなんかに化けて戻ってくるからいとおかし、であります。
そんなわけで植木屋仕事には様々な余録があるんですが筍堀はこの季節の楽しみでありました。
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