やっぱりなぁ〜 そー言うことだよなぁ〜 とため息をつく私でありました。
が、さてその訳は・・・これです ↓
我が家の熱帯植物たち
と、いうことで、東北の片田舎でバナナを自家栽培して実を生らそうと奮闘しているわけなんですが、もう三年目に入っても未だ成功していないのであります。
あれです・・・気温が6度以下になったらバナナさんは死ぬ、と言われているんですが、我が家ではサンルームにビニールハウスを作り、その中に入れているのであります。
ちなみに1月でもお日様が出ればサンルームは30度越えでビニールハウスは35度を軽く超えます。
で、夜は電気あんかなど抱かせて保温もしてるんですが、お写真の通りで葉っぱは黄色から黒くなって、人間でいえば凍傷のように傷んじまっている分けであります。
バナナさんは台湾バナナを矮化させて改良したもののようで「ドワーフバナナ」という商品名でありました。
手に入れた当初は小さな株だったんですが夏場に葉を伸ばし茎も立派になって・・・でも、その年はそこまででありました。
で、その年の冬はただサンルームに置いただけでして、夜間は普通に6度以下になるのでほぼ壊滅的になった分けであります。
しかし、小さな脇芽が生きていたのでそれを伸ばし、また立派に育ったんですが、実がなるまでには至らなかった訳であります。
そしてその年の冬は・・・サンルームの中にビニールハウスを作りそこに入れたわけであります。
で、夜間は電気あんかの二丁掛けで最低でも8度以上をキープしたんですがやっぱし葉っぱは凍傷になり黒くなって落ちたのであります。
で、今年・・・暖冬と言われてますが夜間はそこそこ冷え込むわけでして、バナナさんはやっぱし凍傷で痛めつけられた感じの色になり、もはや風前の灯的哀愁を漂わせている分けです。
たぶん、元気なまま越冬させた茎からバナナの実がなるのでありましょう・・・と、思うんですが何分にも生ったことが無いので不明であります。
いや、ハイビスカスとパイナップルも同居しているんですが、これらは凍傷には罹らないで、とくにハイビスカスなどは12月にも咲きましたし、今も花芽があるので日差しがあれば咲くんだろうと思うのであります。
で、パイナップルは一昨年の夏にスーパーで買ってきて食べた物のヘタを土に挿したら根付いたものでして、順調に育っているんでやがて実ると期待しているのであります。
何と申しましょうか・・・バナナさんは神経質といいますか、ひ弱といいますか、まずとてもデリケートなんでありますね。
たぶん、実がなったとしても元がモンキーバナナですから大したものでは無いと思うんですが、一度で良いから食ってみたいと、切に願っているのであります。
あれです・・・その昔フィリピンにいた時には、庭にマンゴーやパパイヤやアーモンドがありまして、気が向けば食べていましたし、バナナは植えてもいない野良バナナが隣の家との境になんぼでも生っていたので腹が減ったら食っていた訳であります。
そんな遠い日の思い出も手伝って我が家産のバナナを食いたいと、しみじみ思う私でありましたが、結末や如何に。