田無の万華鏡 (旧名田無の日記帳)

西武新宿線の急行が鈍行になってしまう街、井口資仁を生んだ街、田無に住んでるカオスな人が野球について語るブログ。

二兎追うものは・・・

2004-12-21 22:23:40 | 野球
プロ野球界では公式には「レンタル移籍」というものは存在していないのだが、実際には「何年後には再び戻ってきてもらう」ことを条件にトレードが行われることがある。

このたび引退した横浜の小川選手も進藤選手と交換でオリックスからトレードされた際に
「いずれはオリックスに戻って来てもらう」
という約束があったらしい。
昨年末に横浜の戦力構想から外れ、オリックスに戻るはずが
当時の伊原監督から拒否され、小川は泣く泣く1年間横浜の2軍である湘南シーレックスでのプレーを余儀なくされた。

今年横浜を退団した小川は来年よりオリックスの育成担当として2軍の選手を指導する他、
コミュニティー課に所属し少年野球の指導にもあたるらしい。


と、ここまでは「小川選手、良かったね」ということでメデタシメデタシなのだが、問題はそのオリックス球団の「コミュニテイー課」の存在意義とやらは?と言うことである。

オリックス球団は以前よりコミュニティー課と言う部署を持ち、マスコットが神戸周辺の幼稚園を訪問したり地元神戸に溶け込もうとさまざまな活動を行ってきたという。
ただ、オリックス球団はそのコミュニティー課の努力をぶち壊しにする行為、つまり数年後の大阪ドームへの完全移転を表明している。
来年以後、オリックス球団は神戸で、はたまた大阪で、それとも両方で、その「コミュニティー活動」を行うつもりなのか?
そしてそんなコミュニティー活動が本当に地域の人に受け入れられるのか?

小川選手の指導が無になるようなことだけは避けてもらいたい。
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