さじ加減ひとつ

西武が逃げ切る＝プロ野球・西武―ソフトバンク(時事通信) - goo ニュース

野上と岩嵜の先発。

２回裏、中村、ヘルマンと打ち取っていく岩嵜。
調子が良いのかと思いきや、浅村のショートゴロがエラーとなり、大崎にライト線へタイムリーを打たれた。
３回裏は先頭の栗山にタイムリーを打たれるも２アウトまでこぎつけるが、中村、ヘルマンにフォアボールを出し、浅村にはセカンドへの内野安打、そして大崎にはデットボールの押し出しでこの回２点、計３点を取られた。

前回、前々回は好投を見せていた岩嵜だが、またも伸び悩みモードになってしまった。
球そのものは悪くないと思うが、ランナーを出した時の大胆さがない気がする。
３回、ヘルマンに０－２で追い込んでおきながらファールで粘られ粘られ１０球目、根負けしたフォアボール。これが痛かった。
ボール球になる変化球、もしくは腕を思いっきり振って高めのストレート、そんな気持ちがあれば違った結果が出ていた気がする。
ここはキャッチャー高谷も含めた課題では。

打つ方では４番ペーニャがブレーキ。
１、３、６回表、いずれもランナーを置いた場面で凡退に倒れた。
直球に打ち負けたり、変化球にほんろうされたり、４番としては物足りない。
と思っていたら９回に２ランが出た。
でもこのバッター、どちらかといえばビックリ箱的なバッターで４番を打たせるべきではない気がする。
決して打ちのめされたわけではないが、なにかさじ加減一つで負けたような感じのこの試合。
さて明日はどうなるか。