雨と共に不敗神話継続

打撃戦、両軍譲らず＝プロ野球・オリックス－ソフトバンク (時事通信) - goo ニュース

最近、馬原に疲れが出ているのではと気になっていた。
ボールが高く、コントロールが悪い。
木曜日のライオンズ戦も、土曜日のマリーンズ戦も、ランナー２人を出し、ホームランが出れば同点という場面を作りながら何とか抑えていた。

そしてついに今日。
６－８でホークス２点リードで迎えた９回裏１アウト１塁、ラロッカへの６球目。
中途半端な高さに落ちてきたフォークはレフトスタンドへと消えていった。

「馬原がリードした場面で出てくれば、絶対に勝つ」
神話崩壊の衝撃的な場面。

しかし、それを雨が救ってくれた。
延長１１回表２アウトランナー無し。
辻がバッターボックスに立った時点で雨が強くなり中断。
試合はこのままコールドゲームとなった。

今シーズン、馬原が８回から投げるのはおなじみのシーン。
しかし、９回１イニング限定が常識のクローザー。
馬原の疲れは他チームのクローザー以上だっただろうし、時には８回から投げさせたくなる衝動を堪える事も必要だと思っていた。
時には堪える事を進言できない、監督にノーと言えない人達で周りを固めてしまったこのチームの弱点がこの時期にこのような形で出るとは。

しかし、負けたわけではない。
今日の試合は、ラッキーだったと考えてまた進んでいけばいい。

明日の先発は斉藤和巳。
前回の仙台での登板を見た限りでは、期待より不安の方が先に立つが、ここはもうやってくれると信じるしかない。
そしていい球は持っているがポカも多いオリックスの先発平野佳を打ち崩して、馬原に休んでもらえるゲームを。