吉井は本音を語った

「大阪オリックス」へ…ナイン困惑 (大阪日刊スポーツ) - goo ニュース

今回の「大阪オリックス」誕生、大阪ドームへの本拠地一本化に対して、１番に異議を唱えたのは吉井だった。

藤井寺、日生、神宮、シェイスタジアム、クアーズフィールド、そして神戸。
多くの野外球場を知っている吉井がスカイマークスタジアムを「練習しているだけで気持ちよくなる日本一のボールパーク」と評価しているのを目にすると、なんだか吉井がファンと同じ思いを共有しているように感じられてうれしく、そして今年いっぱいであの球場がプロ野球の本拠地でなくなるのかと思うと、さびしくなる。

吉井は複雑な思いを抱えてマウンドに上がったのだろう。
昨日の試合、今季最短の４回途中でＫＯされてしまった。

吉井最短の４回途中ＫＯ　３点を守り切れず (共同通信) - goo ニュース

そして、吉井以外の選手はどう思っているのか。
以前からオリックスの選手、特にブルーウェーブ時代からの選手にはおとなしいイメージがある。

一昨年の合併騒動のときも、１番目立っていたのがスワローズの古田、そして当時のバファローズ選手会長の礒部であり、親会社が変わらないという安心感があったのか、それとも当時の伊原監督から「合併反対活動をするくらいなら練習しろ」と言われていたからなのかはわからないが、ブルーウェーブの選手が表立って合併騒動に関してコメントしていたという記憶がない。

ブルーウェーブ時代からの選手にとっては、長年親しんだ我が家とお別れをするということなのだが、彼らが今回の決定に際してどのような思いを持っているのか。
選手会長の川越は「神戸で育った人間なのでさびしい」とコメントしているが、もっと他の選手の声も知りたいと思う。

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