田無の万華鏡 (旧名田無の日記帳)

西武新宿線の急行が鈍行になってしまう街、井口資仁を生んだ街、田無に住んでるカオスな人が野球について語るブログ。

童夢君の涙

2006-02-13 00:28:14 | スキー
一冬のうちにかならず数回はスキーへ行く。
今はどこのスキー場でもコースの隣にハーフパイプが作ってあって、いつも何人かは遊んでいる様子をリフトから見る。

もしハーフパイプの縁の部分に頭をぶつけたら痛そうで、とてもじゃないがチャレンジできない。というか、する気すら起きない。
ウェアはボードでもそのままいけるデザインのものを持っているのに、滑るのはもっぱら長板、もしくはファンスキー。
同じスキー場の中にいながら、ハーフパイプやっている人というのはどうも別世界の人という目で見てしまう。
そんな目で見てみた、トリノオリンピックの男子ハーフパイプ。

決勝でもコースアウトしてしまう選手が結構いて、結構難しい競技だなぁと思うと同時に歴史の浅い競技らしくまぎれの多い競技という感じもしたが、やっぱり日本人として印象に残るのは成田童夢君。

予選の2回目、雄たけびも高らかにコースに出て行ったはいいが途中で着地に失敗してしまい滑りが乱れ、予選に落ちてしまった童夢君。
滑り終えた後コースにうつぶせに横たわり、何度も地面を叩いて悔しがっていた。

他の選手たちの多くがたとえ滑りに失敗し、予選落ち濃厚だったとしてもポーズを決めたりしてクールな雰囲気を見せていただけに、言葉は悪いが「浮いている」感じがした。
もちろん他の選手たちも心の中では皆悔しかっただろうし、サングラスの下の表情までは窺い知れない訳だが。

滑り終えて、スノボ人生の中で初めて涙を流したという童夢君はまだ二十歳。
また次のバンクーバーオリンピックでメダルを目指せばいいと思う。
その時はもうちょっと大人になった滑りを見せて欲しいと思うとともに、自分がやらないせいでどうも関心が薄いスノボにも、もうちょっと関心を寄せてみようかと思った。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 金子投手のカーブ | トップ | ホリエモン、登録抹消? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

スキー」カテゴリの最新記事