岩隈も飲み込み８連勝

外野席に大木が植わる藤崎台球場。
かつては札幌丸山球場など、いくつかそんな球場があったと思うが、現在プロ野球が開催される球場では記憶にない。
ただ、政令指定都市を目指すなら、３万人規模の本拠地を誘致できる規模の球場があってもいいと思うが・・・

ソ４―３楽（２７日） ソフトバンクが首位浮上(共同通信) - goo ニュース

初回に小久保のタイムリーで先制も、２回には１アウト３塁でランナーの松田が塁を飛び出しタッチアウト。
追加点を取れないまま、打たれて取る岩隈のピッチングが打たせて取るピッチングに変わっていく。

ピンチを作りながらこらえてきたホールトンは５回に３失点。
１－３となり、さすがに今日はと思った。
岩隈のパターンに嵌ったなと思った７回。

ＫＹ打者松田が、強引に引っ張らず右中間のツーベースで突破口を開く。
長谷川は内角への球が甘くなってきたところをこれも引っ張らずレフト前に放ち２－３。
田上は倒れるが、長谷川が盗塁、川が歩いて２アウト１、２塁。
バッターは本多。

好調時の本多は打球が伸びる。
ただそうは言っても年間にホームラン４本程度のバッター。
センター聖沢の打球判断に迷いが出た。
センターライナーを後ろに逸らし、これが３塁打。
４－３、ホークス逆転。

これで３番手で８回続投に向けて準備していた甲藤はお役御免。
８回はファルケンボーグ、９回は馬原が抑え、所沢でライオンズが負けた為約３ヶ月ぶりの首位に立った。
舞台を奪われた形になった甲藤だが、代わりにプロ入り初勝利という大きな勲章を得た。

負けゲームを勝ちゲームにした。
連勝中の勢いが生んだゲームだった。