日本シリーズ出場に王手

ソ１―０ロ（１６日） ソフトバンク逃げ切る(共同通信) - goo ニュース

福岡でのクライマックスシリーズ。
３塁カメラマン席のかなり上で８０００円とはかなり強気な価格設定だが、それでも超満員になるのだから、野球に対する熱意が関東とは違う。

過去２戦のファイナルシリーズの傾向同様、今日も僅少差の試合。
ただ、どちらかというと貧打戦と形容したほうがいい試合だった。
初回、エラーが重なって１点を先制するが、その後が続かず。
ボールが高く荒れ気味のマリーンズ先発マーフィーを上手く捕まえきれない。
３回の攻撃では、１アウト２、３塁の場面で多村がセンターライナー。
これを見たセカンドランナーの松中がサードランナーの本多を追い越さんばかりに全力疾走してダブルプレーを喫するミスがあった。

１－０のまま試合は進む。
力で抑え込んできたホークス先発ホールトンに疲れが見え、２アウト１、２塁になったところで森福が登板。
今岡をセンターフライに抑えた。

その後摂津がつないで９回は馬原。
先頭の代打岡田がライトフライに倒れ、里崎はバットは前に飛ぶもボールはキャッチャーミットの中に納まって三振。
金の場面では場内から割れんばかりの拍手歓声が馬原に注がれた。
１対１の勝負というより、３万数千人の観衆と金が戦っているかのよう。
金は三振に倒れ、試合終了となるが、この感覚、在京球団の本拠地では味わえないものだ。

リーグ優勝に王手をかけた日の試合も１－０。
日本シリーズ出場に王手をかけることになったこの試合も１－０。
薄氷を踏む勝利で、強さを示していよいよＣＳ最終章を向かえる。