拒否しないということは

菅野絶句、ハムか拒否か来月決断／ドラフト(サンケイスポーツ) - goo ニュース

昨日行われたドラフトで東海大の菅野は数少ない実際に見た選手だった。
見たといっても昨年秋の明治神宮大会での１度だけだが、ストレートとスライダーの切れ、コントロールは大学生相手では寄せ付けない感じで、すぐにプロに入ったとしてもローテーション入りできるピッチャーだと思った。

複数球団の争奪戦になって不思議ではない投手。しかしこのころから原監督の甥だから巨人入りとの報道がされるようになり、ドラフト当日まで続いた。
そして当日。
巨人とともに、ファイターズが獲得の意向を示した。
そしてくじ引きで歓声が起きる中、交渉権を得たのはファイターズ。
今年の春から、菅野を一位指名することを固めていたという。

正直菅野にはえっという思いがあったと思う。
プロを意識し、そして自分の実力を意識したころから原監督の元とで言う気持ちは強かったはずだ。
会見ではこれからのことは相談して決めると語り、ファイターズへの入団は表明しなかった。

プロを目指して猛練習するアマチュア選手は、プロ野球ファンよりも野球界の実情に疎かったりする。
菅野も原監督を通じて巨人の話は聞いていると思うが、他球団のことはあまり知らないのではないか。
ファイターズに関しても「嫌い」ではなく「知らない」のだと思う。
本当にファイターズが嫌で入団したくないのであれば昨日の時点で「入団しない」「アメリカに行く」などの発言をするはず。
菅野はファイターズに行くような気がするが？