ヒメネスさようなら

ホークスはジャマーノ、ホールトン、ファルケンボーク、そしてホールトンと外国人枠をフル活用し、しかもそれに選手達が応えているが、対照的に外国人枠を余らせている？のがファイターズ。
特に野手はスレッジはともかく、ボッツはいるのかいないのか？という感じ。
もっとも０７年の優勝の時はジョーンズという打率１割台の野手を抱えながら優勝したわけで。

でファイターズ、２月のキャンプ中にテスト入団で獲得したヒメネスの解雇を決めた。

ヒメネスを戦力外に＝プロ野球・日本ハム(時事通信) - goo ニュース

体重１００キロを優に越す、左打ちの選手。
当たれば飛ぶが、当たらなければどうにもならない。
そして守備が上手そうではない。
見かけから来る想像を決して裏切らない選手だった。

開幕スタメンに選ばれ、春先こそ粗さこそあれど一発長打のあるバッターとして下位打線に名を連ねていたが、対戦が一回りする頃になると弱点をきっちりと見抜かれてベンチを暖めるように。
そして交流戦の頃になると一軍から姿を消し、その名前を聞かないなと思っていたら戦力外通告。

二軍でも先日初ホームランとのことだから、ひょっとしたら本人の気持ちが完全に切れていたのかもしれない。
二軍でもベンチにいる以上はどこかで使わないとという気持ちが監督コーチに出てくるだろうし、若手育成の妨げになるという考えもあるだろう。

まあこのままいても秋には戦力外になる選手ではあるのだが、それにしても見切りが早い。
９月の戦いで、来季の残留に必死になる外国人の爆発にかける手もあるのだが・・・
でもファイターズの「見切り」の正確さには定評があるところでもあり・・・