ベテランを使うか、若手を育てるか

以前から、巨人の若手はFA補強のあおりを食ってなかなか育たない、選手にも覇気が感じられない・・・
なんて話はよく聞くが、今年のキャンプはどうもオリックスの若手選手たちから覇気がなくなっているようだ。

オリックス中村若手に注文「競争心ない」 (大阪日刊スポーツ) - goo ニュース

まあ確かに清原、中村ノリ、そしてセラフィニと大型補強が続き、若手選手達に「どうせ今年は（今年も）二軍」という空気が蔓延しているのかもしれない。

ただ当の若手選手たちが昨年活躍すれば、大型補強なんて事はなかったわけで・・・
競争心がないのはどの選手かは分からないが、その点を十分考えて、キャンプでアピールして欲しいものだ。

一方城島、バティスタが抜けて、その穴をFA等ではなく若手の成長で埋めようとしているホークス。
昨年からぐっとホークス情報が充実した（笑）ヤフーのスポーツコーナーを見ている限りでは、逆指名で入団した松田を始め本多なんていう聞き覚えのない名前まで若手選手の名前がよく出てくる。
清原、ノリを押しのけてレギュラーなんて取れっこないと考えているオリックスの若手選手たちに比べれば、穴が放置されている？ホークスの現状は若手選手達にとってはやりがいを感じさせてくれる状況かも。

このままで行けば２人の穴なんて簡単に埋まりそうだが、
そうはいかないのがプロ野球の常。
昨年の楽天だって、２月の時点ではロペスが不動の４番を務め、大広、平石あたりが即スタメンで使えるような記事が載っていたし。
今のところ今年は松田が１年間サードを守ってくれるものと思ってはいるが、もしやけが、あるいは不振でどうにもならなくなったときは・・・

今のところ若手育成方針のホークスだが、意外と気の短い監督だし、資金力のある球団でもあるので、若手が育たず５月くらいに新外国人獲得、なんて可能性も結構あるんじゃないかなんて思ってもいるのだが（苦笑）