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岸本晃の住民プロデューサーNEWS

ケーブルテレビの可能性感じた日(博多)

 博多で久しぶりの経験をしました。大濠公園に隣接するNHK福岡放送局に行ってきました。場所はNHKでしたが九州ケーブルテレビ連盟に誘われて九州各局が制作されている番組を10本見せていただき意見交換しました。久しぶりというのは本当に久しぶりにテレビを見たような気分でした。すでに優秀な作品を選ばれていましたので作品性の高い番組が多かったのですが、九州のケーブルテレビの層の厚さをあらためて感じました。作品性重視ですから住民ディレクター的な映像活用とは違い、そのもので直球勝負の作品です。

 住民ディレクターの場合は必ずスタジオ収録の中でやるので足りなかったことをスタジオ語りで補足します。今回のは10分なり30分の映像作品だけで語り尽くします。作品性という面で見ればはっきりいって民放もケーブルも差がないなあ、と感じました。シリアスなドキュメンタリーからほのぼの情報番組や街中のバラエティのようなものまで色々とありましたが、なかなかみんな質が高く徹夜明けにも関わらずとうとう眠りに入ることはありませんでした。

 特徴的なことで面白いなと感じたのは取材されている相手の方々との距離感を感じさせない作品は住民ディレクターと同じく一人で全部やってしまうタイプでした。しかもディレクターは女性です。ビデオカメラが軽く簡便になったことで女性の個性が見事に表される状況になったと感じます。お笑い系の笑いの質も嫌みがなくて地域性がいい感じで出ています。新しい地域の感性豊かなタレントさんが活躍しています。これも住民ディレクター的です。昔からある特別なタレントとしてではなくふつうの方々が自然と番組のキャラクターになってしまったような出方が好印象でした。今や、過剰で過激なリアクションや作ったような笑顔や驚きはバレバレで番組としてももう持たないのだろうとおもいました。

 プロの番組の親密感は住民ディレクターにとっても一緒に活動する環境になっていくので歓迎です。逆に住民ディレクターの新しい役割が色々と見えた機会になりました。

@写真は大濠公園

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