参院選が後一月ばかりになってきた。国政選挙なのに、全然盛り上がらない。外国なら国政選挙ともなれば、各政党の支持者が殴り合いのけんかをしたり、暴動が起きたりする。日本でも50年前には、激しい選挙選が行われた。社会全体が草食化して、多くの日本人は怒りを忘れたようだ。平和はいいが、長く続くと、人間はなまくらになる。牙も爪も玉も抜かれてしまってる。政治的課題は山積しているが、多くの日本人は、危機意識が低い。なにしろ、多くの日本人は選挙に行かない。今回の参院選でもおそらく投票率は、50%いかないであろう。45%位か。物価が高くなっても、年金が下げられても、生活保護費が下げられても。医療費を上げられても、投票にいかない。勝つのは、いつも自民党だ。参院選でも過半数を取るのは、自民党だろう。日本は右傾化している。野党の存在感がなさすぎる。リベラレル、左翼の立憲民主党、共産党が存在感を出してくれないと、野党は勝てない。日本人の心は、何か欠けてる。何かを求めているのだが、何に依存していいのか、わからないようだ。日本にヒットラーみたいなカリマス政治家が現れたら、日本人は簡単に依存してしまうだろう。今のところ、日本に強烈な磁石みたいな政治家は現れないようだ。少し、安心できる。ウクライナみたいな状況になれば、日本にも救世主が現れるかもしれない。それは、紙一重の存在だ。独裁者になるかもしれないのだ。強さは必要だが、独裁は良くない。ぐたぐた書いたが、選挙に行こう。生活を少しでも良くするために、政治家、政党を選ぼう。一票の選択で変えられるのだ。今を、未来を変えられるのだ。選挙に行こう。