Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

円満寺<西宮成田山>(2017年12月22日参拝)

2018年02月04日 | 摂津国八十八箇所霊場
今日は年末年始のお酒を買いに兵庫県長田市にある酒店へ。



而今や飛露喜が買えれば良かったのだが、
結局買えたのが磯自慢しぼりたて生原酒でした。

さて、このまま帰ったのでは高速代が勿体無いのと、
今年を無事に過ごせた御礼を兼ねて神社とお寺へ。

最後の参拝となる寺社は西宮神社と隣接する円満寺で、
まずは通称西宮成田山と呼ばれる円満寺へ向けて走る。

山門手前に数十台分の無料駐車場がありました。

ただ、西宮神社に参拝する人は停めないで下さいとのこと。


2010年12月18日以来の約7年振りの参拝で、
当時は御不在で御朱印をいただけなかったなぁ。(遠い目)



所在地:兵庫県西宮市社家町1-36
宗派:高野山真言宗
御本尊:薬師如来
創建:康保3年(966)
開基:(伝)法道仙人
札所:摂津国八十八箇所霊場


【縁起】
西宮市鷲林寺町および鷲林寺にあった武庫山鷲林寺を、
現在地(社家町)に移したのが始まりである。

武庫山鷲林寺は平安末期の治承・寿永の乱、
戦国時代には荒木村重の乱に遭い荒廃した。

また織田信長の焼き討ちのため炎上し灰燼に帰した。
灰燼に帰した時に南勝坊に霊夢によるお告げがあった為、
鷲林寺を現在地に移し今里鷲林寺とも称された。

先の大戦の空襲で全ての建物が全焼し、
昭和23年(1948)円満寺第53世真応により、
本堂・庫裡などの諸堂を再建し中興を果たした。

しかし、平成7年(1995)の阪神・淡路大震災では、
西宮成田山の堂宇、納骨堂、庫裡が全壊した。

その後、再建し現在に至っている。


【山門】


山門は隣り通しで二つある珍しいもので、
こちらの山門は円満寺のものです。




こちらの注連縄がある山門は西宮成田山の扁額がありました。


【寺紋】



【境内】



【本堂】


東京の檀家寺によくあるような近代的な本堂です。


【内陣】


御本尊は厨子に安置されているように見えますが、
確か奈良国立博物館に預託されているはずです。


【祈祷殿】


祀られている不動明王は大本山成田山新勝寺の貫首・荒木照定大僧正の、
開眼による成田山新勝寺本尊の御分身だそうです。

世の中には成田山と名乗るお寺は沢山ありますが、
成田山新勝寺とは無関係なのが多い。

やっぱり成田山新勝寺と関係あるんじゃないかと、
思わせた方が何かとお得ですからねぇ。

しかし、こちらのお寺には新勝寺の貫首自らが開眼した
御分身が祀られています。

さすが別格本山といったところです。


【稲荷社】





【宝篋印塔】



【神変大菩薩】





【御朱印】


他に薬師如来の御朱印がいただけますが、
何も言わなければ不動明王の御朱印となります。

ということは、
お寺にとっては御本尊より不動明王の方が大切なのかも知れない。


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