Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

岩屋山石龕寺(2018年4月1日参拝)

2018年05月15日 | 丹波古刹十五ヶ寺霊場
可憐な八重桜がとても美しかった兵主神社から、
30分ほど車を走らせ石龕寺という古刹へ。

昔でいう丹波国の神社仏閣は新しい発見や、
無名な神社であっても神域感を感じて感動することも多く、
参拝していてとても楽しい。

自宅からもうちょっと丹波が近ければなぁ、
と思うことしばしば。


この石龕寺も丹波古刹十五ヶ寺霊場の札所だし、
参拝するのがとても楽しみです。



所在地:兵庫県丹波市山南町岩屋2番地
宗派:高野山真言宗
御本尊:聖観音菩薩
創建:(伝)用明天皇2年(587)
開基:(伝)聖徳太子
札所:丹波古刹十五ヶ寺霊場、氷上郡西国霊場


【縁起】


用明天皇の丁未の年である587年、
聖徳太子による創建と伝えられる。

聖徳太子が深く帰依した毘沙門天を本尊とする。

鎌倉時代から室町時代に隆盛を極める。

寺号の龕とは仏像等を安置する厨子や壁面の窪みを意味する。

本堂から山上約800mに奥の院があり、
その石窟が石龕寺の寺号の由来となっている。

南北朝・室町時代に入ると、
丹波国井原庄の石龕寺の修験者達の活動が知られるようになる。

中世末期の戦国時代には織田信長(明智光秀)の丹波攻略を受け、
1579年(天正7年)には兵火により全山ことごとく焼失、
仁王門を残すのみとなる。

江戸時代以降に徐々に復興。

以来、歴代の住職、檀信徒達の尽力により、
奥の院、毘沙門堂、鐘楼堂、持仏堂、庫裏、客殿等が再建された。

境内には紅葉が多く、毎年11月第3日曜日には、
もみじ祭りが催され護摩供養、武者行列等の行事が催され、
多くの参拝客で賑わいを見せる。


【風景】


凄く長閑です。

あの桜の場所が下の無料駐車場です。


【桜】




駐車場の桜も綺麗でした。(^^


【鐘楼堂】


うん?

何やら山に何か見える。




ズームアップして見ると、
あれは鐘楼堂ではないか!

何故あんな所に鐘楼堂が?

あんなのがあるとは全く知らなかった。(^^;

しかし、ドえらい場所にあるなぁ。

あそこまで登るには靴とか心構えが必要なんだが、
何にも用意していない。

うーむ、靴もペラペラだしなぁ。

...

熟考すること3秒・・・

うん、見なかったことにしよう。(^^;


そう思いながらお寺を探す。

ここの駐車場からはお寺がどこにあるのか分からない。

山の中の鐘楼堂もたまたま見つけただけだし。

案内板が無くて困ったが、
とりあえず車で進むと仁王門を発見。(^^


【仁王門】


仁王門の手前に5,6台停めれる無料駐車場がありました。

どうやら下の駐車場は秋のもみじ祭の時に使われるようです。

また、その時は入山料300円が必要になります。


【仁王像】




定慶作の重要文化財。

定慶作ってマジか?

こんな所でビッグネームの仏師の仁王像が見れるとは。


【参道】



【修行大師】



【磨崖仏】







【案内板】


あー、あの鐘楼堂がある場所が奥の院だったのか。

うん、見なかったことにしよう。(コピペ)


【地蔵菩薩】



【水琴窟】


石段を登ると庫裏の前にありました。

どこの水琴窟も音色は変わりませんね。(^^


【参道】




秋になるとこの辺りの紅葉が見事なようです。


【本堂】




残念ながら本堂は閉まっていました。




横からみると少しくたびれた感がありますね。


【不動明王】



【石標】


左が行者さん、右が奥の院。


うん、見なかったことにしよう。(コピペ)


【参道】


行者さん行き。




奥の院行き。

約800メートルかぁ。

山の道の800メートルは舐めてはいけません。

えーえーえー、
勿論、行きませんとも。(^^;


【七福神】



【薬師堂】


以前の薬師堂は素朴で小さなお堂でしたが、
近年建て替えられたらしく、綺麗な新品同様のお堂でした。


【参道】


こんな道を進んで行く。


【境内社】





【境内】


薬師堂と本堂です。


【焼尾神社】




雪害から守る為に覆屋で守られていますね。




鎮守として市杵島比売命が祀られているとのこと。


【蔵】



【御朱印】




御不在でしたので書置きを二体いただきました。

御本尊聖観音菩薩の御朱印は無いようですね。


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