旅の思い出・・・part⑩ゴミはどこから？

2年前のことです。

池間島の秘密のスノーケルポイントへ。
人が少なくて海も綺麗。
最初に訪れた時は8年前、海はあの時のままだろうか・・・。

ほぅ。やっぱり綺麗な海だなぁ。。。

高い所から見る海はあの時のまま。
しかしビーチへ下りてみると。

ペットボトルやプラスチックゴミが沢山。
前日、低気圧が近づいていたのでそのせいで打ち上がったのだと
思いますが、それにしてもこんなに！ってほどのゴミ。

海藻ならわかるし、いつか消える自然のものならいいのですが
どう考えてもこのままでは消えないものばかり。

良く見るとハングル文字のゴミもありました。




悲しいのは、ただゴミがビーチに転がっているだけでなく。。。


海に入ると透明度は高く、魚も沢山いました。

少し泳ぐと、ん！？ウミガメだ！！
友達に見せようと呼んだのですが、ちょっと待った。
「ゴメン！！なんでもない！！」

ウミガメは沖に流れるでも、ビーチに辿り着くでもなく
力無く目を閉じてそこに漂っているだけでした。。。

上の写真は海に入る前に撮ったので気付かなかったのですが
現像した後そのウミガメが映っている事に気付きました。
一見綺麗な海の写真。
でも実は悲しい写真なんです。

クラゲを食べるウミガメは、よくビニール袋をクラゲと間違えて
誤食してしまうのだそうです。

このウミガメも何か間違えて喉に詰まらせてしまったのか・・・。
原因は分かりませんが、ゴミの多さを見てしまうと
そう考えざるをえません。


何の気なしに捨てたゴミが、知らないうちに罪のない命を奪っています。