ニライカナイへの憧れ

沖縄への思いを自分なりに綴った日記

戦後64年

2009-08-15 | その他
「『艦砲のくぇーぬくさー(艦砲の食い残し)』戦後の沖縄を指すこの言葉を
いつも心に留めてほしい」

そう語るのは平和祈念資料館の主幹、園原さん。

今朝の新聞に、沖縄県の県立高校の新人教師が
初任者研修で平和教育について学ぶ記事が載っていました。

「戦争中、学校現場は国家統制の機能も果たし
教師には加害の側面もあった。」

戦争体験がない教師たちが今後どうやって子供達に平和を教えるか・・・。
平和教育の課題と取り組みについて書かれた内容でした。


『艦砲のくぇーぬくさー』

この言葉、初めて知りました。

自虐的で独特な表現ですが、「鉄の暴風」と呼ばれた米軍の
猛烈な射撃にも生き残り、戦後したたかにたくましく復興を遂げた
県民の方々の意思が込められている言葉なのだとか・・・。

戦争については知らない事が沢山あります。

広島で被爆した方の言葉でこの記事は締めくくられています。

「戦争や原爆の解釈は色々あるだろう。それは大きくなってから
勉強すればいい。とにかく知ることに尽きる。
沢山知れば誰でも戦争に反対だ。それを子供達に伝えて行きたい。」

私は教師ではありませんが、子供が出来たらやはり伝える必要が
あると思うので、戦争の事をもっと知らなければならないと感じました。