「笑って人類!」太田光著 幻冬舎
500ページを超える長い小説でしたけど
それを感じさせない内容でした。
いつもテレビで見せている姿と全く違う人が書いているようでした。
今の社会というか地球の問題をそのまま表しているようでもありました。
物語があちこちからの視点で進むので、掴むまでにちょっと戸惑いましたけど
半分過ぎたあたりからどんどん面白くなって行きました。
自由主義の国々と、それに反するテロリスト集団の戦いという感じですが
そこに近未来を思わせるロボットやスマホを超えるめがね型の機器が登場していてちょっと怖くなりましたね。
日本をひな形にした国・ピースランドの首相が
なんともどうしようも無く無能な首相で
その情けなさはどこぞの首相と同じかもと思ってしまいました(笑)
どんな風な結末になるのだろうかと思いましたが
予想を超えるものでした。
面白かったです。
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