ワールドカップアジア予選でアジアを知ろう

ワールドカップアジア予選も2次予選がスタートしました。
日本の相手は北朝鮮にイランにバーレーン。

皆さん、これらの国がどこにあるかわかりますか？
ネットを見てると、良く知らない国は全部まとめて中東にしちゃっている人が意外と多いのだけど、ウズベキスタンは中東ではありません。

せっかくの機会なんでアジアについて少し勉強してみましょう。

そもそもアジアってどこからどこまでなんでしょう。
ユーラシア大陸はユーロ・アジアでユーラシア。
つまりユーラシア大陸－ヨーロッパ＝アジアです。

大雑把にいうとロシアのウラル山脈やトルコのボスボラス海峡あたりが境界線となっています。
トルコもロシアも国土的にはアジア側の方が広いのですが、予選ではヨーロッパ側に入ります。

アジアのへそ的な地域が、ウズベキスタン、タジキスタンなどが属する中央アジアです。
そしてここを基準にして、

インド方面が南アジア、
アラビア半島方面は西アジア、
マレー半島方面が東南アジア、
朝鮮半島方面が東アジアになります。

では中東というのはどこを基準にして中東なのでしょうか？
これはヨーロッパ側から見た言い方です。
ヨーロッパから見たらアジアは全部東。
ちょっと東がミドル・イースト(中東）、すごく東がファー・イースト（極東）になります。

日本っていう国が自分達が思っている以上にアジアの端っこにあることと、中央アジア基準とヨーロッパ基準の呼び方が混ざっていてわかりにくいのですが、なんとなくイメージが沸いてきましたか？

チグリス・ユーフラテス、インダス、黄河と、世界四大文明が生まれた広大なアジア。
選手の名前だけじゃなく、ワールドカップ予選を見ながら、アジアについて認識を深めてみるのもいいのではないでしょうか？