(旧) 地球のどこか片隅で

今まで行った旅行先のエピソードを中心に、日々感じたことなどをつぶやいてます!!

近くて遠い東南アジア

2004-09-24 | 旅行(海外)

最近のトレンドは「安・近・短」だと良く言われますが、そんな手軽さもあって東南アジアは日本人に人気です。
でも実は僕はインドネシアのバリ島以外、東南アジアって行ったこと無いんです。

決して興味が無かったわけではありません。
その証拠に本棚には、東南アジアのガイドブックがずらりと並んでいます。

ではどうしてかというと、

いなぁと、格安航空券情報を見てその気になるけれど、
くになって計画しても、既に安いチケットはなく、
い夢に終わってしまうのです。

成長しないというか、学習しないというか、増えていくのはガイドブックの数だけ
今までは、そんなパターンの繰り返しでした。

しかし今年の冬は違います。
ようやく少しだけ大人になりました。

年末のタイ&カンボジア行きが決定です!!
待ってろ、憧れのアンコール・ワット

それまでは「地雷を踏んだらさようなら」でも見て、じっくり予習しようと思います。

途中であきらめた1789段

2004-08-01 | 旅行(海外)

皆さんはエッフェル塔の階段が全部で何段あるか知っていますか?

旅先で会ったフランス人が言うには、フランス革命の年に合わせて1789段あるそうです。

この話を聞いたとき、僕は自分はいったい何段まで登ったのだろうと、汗をかきながら登った日のことを思い出してました。

仕事での一週間のパリ出張。サマータイムの恩恵にも授かって、僕は仕事の合間にパリ観光も楽しんでました。
女神が日本出張中のセーヌ川クルージング、閉館後のライトアップされてルーブル美術館。凱旋門にシャンゼリゼ通り。

そして当然のようにエッフェル塔にもチャレンジしてみたのです。
エッフェル塔に登る入り口は4つの脚それぞれにあり、長い列になっているところと、あまり並んで無いところがありました。

時間もあまり無かったので、列が短いところに並んでみると、そこは階段専用の入り口でした。道理で列が短いわけです。

でもここまで来て、長い長いエレベータの列に並び直すのも面倒なので、僕はせっせと階段を登り始めました。はぁはぁ言いながら中間の展望台に到着。

パリの中心部はあまり高い建物がないので、ここからでも大パノラマが満喫できます。パリの夕景を楽しみながら少し休憩し、体力も復活したところで、一番の上の展望台目指して出発です。

ところがです。
上に行く階段の入り口も、途中からエレベータに乗る入り口も見つからないのです。
なぜなぜ、どうして?

夜のミーティングもあったので、しばらく無念そうに上を見上げた後、あきらめてUターンしたのでした(涙)

エッフェル塔の階段は1789段。
でもどうやったら1789段全部登りきれるのでしょうか?

次の機会があったら、しっかり調べてリベンジしてみたいと思います。

濃霧と白馬とピラミッドと 完結編

2004-07-21 | 旅行(海外)


今日は昨日の話の続きです。

値切りに値切ったところで、いよいよ馬に乗り、ピラミッドに向けて意気揚々と出発した朝ピラ探検隊の3人でしたが、しばらく経つと、いったい僕たちは何処に向かっているのだろうか状態に陥ってしまいました。

朝霧のせいでピラミッドがどっちの方向にあるのか全然わからないのです。
怪しいお店に連れ込まれて押し売りされるのかなぁとか、もっとストレートに身包みはがされて放置されるのかなぁとか、嫌な光景が頭に浮かびます。

小心者の僕の不安指数がMAXに近づいたとき、濃霧の中にいきなりそれは現れました。

霧の中にぼーっと浮かび上がってくる大ピラミッド。なんと、目の前まで近づいても頂上は霧の中で見えません。

幻想的なその姿は、初日に見た炎天下でのピラミッドとは全然違いました(写真は炎天下モードのピラミッド)。
どちらが良かったかって? それはもう比べるまでもありません。はい。

やがて霧のピラミッドに心を撃ち抜かれ放心状態になっている三人をよそに、朝霧はすーっとひいていきました。

するとそこに広がる大荒野。ガイドのおじさんの「へい」という掛け声とともに僕たちの馬は大地を激走しだしました。

うわっ、落ちるぅ、かっ快感!!

そのときの3人の感想です。
Hさん「頭ん中で、暴れん坊将軍のテーマが流れていましたよ」 大物です。
Sさん「怖くてもう真っ白でしたぁ」 彼はチキンです。

そして僕、僕の乗った馬はちょっと薄汚れているけど白い馬
そう気分はアンソニー(あっ物投げないで)
最初の頃は、落馬して命を落とした彼と同じ運命をたどらないように必死だったけど、慣れてきたら本当に快感でした。

無事ホテルに戻り、飛行機に乗ってエジプトにさようなら。

その後、僕を襲った悲劇についてはまた機会があったらお話しすることにしましょう。

濃霧と白馬とピラミッドと その1

2004-07-21 | 旅行(海外)


エジプトツアー最終日、飛行機に乗る前に最後にピラミッドを見ようと、有志3人で早朝ピラミッドツアーを決行したときの話です。

まだ薄暗い朝5時前ににホテル前でタクシーを拾っていざ出発。
ところが、朝早すぎたせいで、なんとピラミッドへの道は通行止めです。あきらめて戻ろうとすると出ましたエジプト必殺ノープロブレム攻撃

その言葉を信じて、タクシーのおじさんのあとをついていくと、なんとそこには馬が

タクシーのおじさんの知り合いらしい人が、一人20ポンド(約600円)+ガイド代20ポンドで馬に乗せてピラミッドまで連れて行ってくれるらしいのです。

しかしツアーの最終日、現地のお金をほぼ使い果たした3人にとっては合計80ポンドは大金でした。これだけ払うと帰りのタクシー代さえ払えなくなってしまいます。「オーフレンド、ガリーガリー、高いよ安くして」とエジプトで学んだ値引きテクを駆使して交渉するも埒が明かず、最後には「これ以上安くしたいならガイドなしで勝手に行きな」とまで言われてしまう始末。完全に足元を見られています。

そんなこと言われても財布に残ったお金は本当にわずかでした。

「わかった、あきらめる。もう帰る」

値引き交渉においてもう帰る攻撃は大きな武器なのですが、この演技無しのもう帰る攻撃は、最終兵器クラスの破壊力があったようで、相手は明らかにひるみました。

ここはもう一気呵成にプッシュ・プッシュ・プッシュ。押しの一手。
一人20ポンド+αが、三人で10ポンドになったところで、いよいよピラミッドに向けて出発です。

長くなったので、この続きはまた明日に