10月15日(金)
本日は、東京パラリンピック出場の 小倉理恵選手、小須田潤太選手 においでいただき、
市を代表して市長より特別顕彰を授与させていただきました。
小倉選手は、バトミントン。
お子さんが市内小学校、中学校にいる現役ママさん選手である。
数年前は練習会場や練習相手がないことを苦労されていて、「こどもと福祉の未来館」をご予約いただければ、
とお勧めしたことを思い出す。
当時は、練習相手も決まった方がいず、そういう時は小学生のお子さんが練習相手になっていた。
そんなことを私のほうからことをお話をすると、
小倉選手、
「こどもと福祉の未来館の体育館のバドミントンの支柱を初めて使ったのは、実は私です。」
なんて言われて、会場がどっと笑いに包まれ、場が和んだ。
小倉選手には、数年前から市の様々な行事、事業に協力いただいてきた。
そんなことも走馬灯のように思い出す。
東京大会では、2試合負けてしまい、試合終わって家に連絡した時、いつもはクールな娘さんも感極まって、涙でねぎらってくれたという。
お子さんたちは、本当は、会場に来て直に応援したかったに違いない。
でも 小倉選手は、「開催できただけでも良かったんです。」と語られた。
大会後はいったんラケットを擱(お)いて、考える。
また、もうすぐお子さんの小学校でお話をする機会もあり、そういうことも伝えていきたい、そう語られた。
「いまはもう毎日、会社で仕事です。ときどき、リモートワークですけどね。」
微笑んでそう付け加えられた。
すごく大きくなられた(というか成長を繰り返されて、変化、変身された)と感じる。(おこがましい言葉ですみません)
小倉選手に特別顕彰をお贈りする
小須田選手に特別顕彰をお贈りする
小須田選手は、二刀流だ。
東京大会では、走り幅跳び と 100m に出場。
走り幅跳びで第7位に入賞された。
それだけではない。
今度の冬のパラリンピック北京大会でもスノーボードに出場するのだ。(もちろんまだ出場決定ではないが)
そのためにパラリンピック終了後、すでに海外合宿もされており、北京に向けて余念はない。
二刀流は、橋本聖子や大谷翔平だけでなく、ここ所沢に小須田潤太選手もいるのであった。
おっと、仁川、東京、そして北京へと出場する早稲田出身、村岡桃佳選手ももちろん先輩二刀流選手であった。
小須田選手も、時間さえ合えば、学校で子どもたちに、見せて、伝えて、機会を作ってもいいですよ、と受けてくれた。
出身は安松小、安松中、そして、所沢中央高校とサッカーをやってきた。
とすれば、お話しいただくのは安松小かな、いいなぁ、松井地区! と私が話を振ると、
友人が美原小で先生してますので…と切り返す。
おっと、そう来たか! と場が和む。
爽やかではつらつとして、生来のスポーツマンである。
そこで、また、高校時代の部活の話を小倉選手に振ると「軽音楽部です。」ときた。
ちなみにドラムだったそうだが、スティックさばきはあまりラケットさばきにはつながっていないらしい。
意外な一面も知ることとなった。
お二人の選手に心からねぎらいの言葉をおくり、健闘を称えました。
おめでとうございます!