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こころに花束を

2024-03-28 20:23:26 | 日記

相変わらずお天気がすっきりしません。今日は一つの記念日なので花を買いに行きました。春らしい花がたくさん出ていました。明るい色のバラとチューリップを求めて、抱えて帰宅しました。花を抱えて歩く時の明るい気分。まるで、恋人の誕生日に花束を抱えていくようです。

でも、私は実際にはそのような経験がないのです。なぜ、花束を抱えるとウキウキ気分になるのか?でした。実は、フランスパンもそうなのです。フランスパンを抱えて歩くと、同じような気持ちになります。

 抱きしめた思い出ありほのぼのと フランスパンを抱きて帰る

20年作っている冊子にそんな歌がありました。2007年のものです。この歌が心のどこかに残っていたのかもしれません。古い記憶をたどってみても、抱きかかえて誰かのもとへ行った記憶はないのです。記憶にない時の記憶では?そう、3歳以下の記憶です。雨の日以外は毎日祖母が乳母車で散歩に私を連れて行ったといいます。広場や公園も多かったので、祖母と花を摘んで、母に持って帰ったのではないかと思いました。小さな手いっぱいに。私は1日のうち、あまり母とは一緒にいませんでしたから。

いま、夕方帰宅すると久しぶりに忙しく夕飯の準備をします。昔は帰宅すると、3つぐらいの家事を同時にしていました。それが習慣化して、家事は効率だけを優先にしていました。料理も手抜きはせず、きちんと食卓を作っていました。でも、効率化だけではこころが癒されなかったのではと思うのです。そこになにかがないと・・・。私が幼い日に母に届けた小さな花束のようなものが。

そっと大事にしておきたいようななにか。それを抱きしめて歩く・・・。そんなものをあなたに届けられたら。


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