遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

操作

2012-06-30 21:21:11 | 教育

教育という名のもとに

人を操作するようなことって結構多い

それに我慢がならない

耐えられない ということはよくわかる

学校の中って そういうことが多すぎるとは言える

アトリエインカーブが排除しているのは

そういう操作的な教育的な働きかけだろう

でも それは 環境だけ整えて自発性に全て任せるのがいいというのと

違うな

やっぱり

と思った

今日私が読んだ

てん

この本だって

受け取り用によっては

操作的教育者を育てることにもなる

偏執的にモチベーションを持ち続けることができる人は

それでいいと思うけれど

そうじゃない人の方が多いよな

芸術の才能って

偏執的にモチベーションを持ち続けることができる

っていうことじゃないかと思う

今日のお話コンサートで

子供たちの集中力のなさにはびっくりした

ものすごく気が散る というのは

病的でもあった

私が座っている横を

行ったり来たりしている幼児がいたけれど

その階段を行ったり来たりすることに執着していて

楽しくて仕方ないらしい

子供って 結構偏執狂が多いのが普通じゃないかと思うけれど

その手前でブラウン運動をしているような子供が多かった

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首相官邸前

2012-06-30 19:35:08 | 原発

金曜日に抗議行動が首相官邸前で行われ

だんだん エスカレートしているらしい

まず参加人数 主催者発表は20万人といい警察は1万7000人

このことについては

この間書いた

29日は人があふれて危険な状態になり

終了時間を繰り上げたという

組織的ではない (それがよいと 小さい子供もつれて参加する人もかなりいるらしい)

無政府的な自発的な(それがいいと思っていると思う)だから

危険への対応がなくて危ないという意見もある

恐ろしいような状態で怒りに燃えた人々が集まったとき

怖い とも思い チャンと怒る人は怖くない

とも思うのだけれど

ちょっと 複雑

私 消費税が初めて導入されるときの反対運動のデモに

子連れで行って 危うく迷子にするところだった

(これ どこかに書いた)

周りの人が

「かあちゃん デモになんか来てないで 子供をちゃんと守れよ!」

と 声をかけてくれたよ

あああ

何ちゅう母親だ 私

しかし その時のちびが大人になって

昨日の官邸前にいたらしい

今度東京に所用で行ったら

官邸前行ってくる

坂道で 大量に人が集まると危険だっていうが

どんなところか見てくる

皆居ても立っても居られないンだよね

それにしてもさ 福島の後始末もちゃんとやってもらいたいよ

全然まだだじゃないのさ!

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最後の舞台

2012-06-30 19:06:08 | 朗読

今日のお話大好きコンサート

10周年目だそうです

私は 4回目からの参加でした

(3回目参加予定だったけれど

都合で出られなかった)

今日は150人くらいお客さんが居て

これまでで最多だったようです

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こんなふうに

絵本を大きなスクリーンに投影してお話を読むのです

Img_1161_2
この客席後方の上にある

音響関連の部屋で

顔が見えている方がいつもお世話くださっています

私が読んだのは↓の本

てん

さて

私はこの頃疲労が激しく

くたくたなので

追い詰められて 突き詰めてやると言うものの数を減らすために

今回で朗読はやめることにしました

だから

今日が 最後の舞台だったのでした

来てくださった方 ありがとう

で ね

今日の前半 お客様が大勢ではあったけれど

お話を聞いてくれないで騒いでいるお客様が多かった

で 飽きてしまったか

出入りも多く落ち着かないことおびただしかった

第二部では 最初言葉遊び歌

舞台と一緒にやって

子供たちがおお乗りだったので よかったあ!

歌もよく歌ってくれた

で 後半はよく聞いてくれた

というのは

多分お話を聞くのを好きな子が残ったのだろう

そこで思い出した

悪がきがやたらいる中学校で

落語を呼んだことがあった

生徒が話に集中しないで騒いだらどうしよう

と思ったが

噺家さんは 聴衆をつかむのは自分たちにまかせて

とおっしゃった

見事に中学生の心をわしづかみにした

すげえ!!!

と感激

わが子が小学生の時

音楽鑑賞会で ジャズが来た

私は子供に音楽鑑賞の時は

おしゃべりしたり音を立ててはいけない

と教え込んでいたんだが

そのジャズ 子供たちは踊りだしたそうだ

わが子はお母さんの言いつけを守って

皆が騒いでるのに 一生懸命お行儀よく

座ってそれが苦痛だったと 報告したよ

あああ

何ちゅう母親だ 私

それらを思い出した

お話が 長くなると集中できない子供

この子たちに聞く気になってもらうのに

どうしよう?

私は殿から二番目の出だったので

ワンセンテンスだけ聞いても

イメージが浮かぶ

そういう風に読む とだけ決めて

「おえかきのじかんはおわった!」

と まず発語したよ

(「てん」の冒頭)

お話の選び方もそうだけれど

言葉の流れから聞いている人にイメージできるように

スピード 間 工夫がいるなと思った

今頃思っても遅いけど

??? 遅くない

読み聞かせは参加するんだから

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美術教育について今頃思うこと

2012-06-29 18:52:47 | 教育

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この本のアトリエインカーブの理念

そこに集うアーチストに

決して何か教えたりしない

著者自身100万人にひとりという障害を持っているのだけれど

障害というものについていろいろ考えさせられる

いわゆる 障害のない人が地球 星人

なら 障害を持つ人は別の星から来たんだから

地球のルールを当てはめるな

という考え方

脳の構造が別のしくみだとするなら

何が普通とか 正常とか 障害とか

そりゃおかしな話だ

けれど この なにも (教育的)働きかけをしない

ということで思い出した

美術教育の考え方にはいろいろは 派みたいなのがあって

私がたまたま参加するようになった研究団体の考え方

私はしっかり染まっていた

考え方として

納得していたつもりだったけれど

洗脳されていたな

なんだよ!今頃気づいても遅い!

創美というグループだったか

余計な(教育的)働きかけはしない

子どもの内側から出てくる意欲を大事にする

そういう考え方だと思っていた

(その内部にいたわけじゃないからわかんないけれど)

自由に絵を描けるようにすることと

発達の芽を摘むことは別のことだと思っていたけれど

問題は 発達の筋道について えらい勘違いをしていたと思う

障害児教育に携わる人たちの研究から

人の発達が なだらかに行く 飛躍する 

そういう段差きついところが障害のある人には

引っかかるところで

障害のない子たちの躓きもそこをよく分析すると

段差をクリアできる働きかけができることに繋がると思い込んで来た

発達の筋道はすべての子供が同じ道を通ると

思い込んでいたからだ

円のファンファーレ  ・・・

あれ これ検索しても出てこない

子供が最初に描く絵

ぐちゃぐちゃ描き  身体感覚で描いているのと

自分で描いたものを認識して統合出来たとき

丸をやたら描きまくる一瞬がある

と聞いて

それを実際に自分の子供に見て

それだけで

そういう考え方は 科学的なんだと思い込んだけれど

知的リアリズムから視覚的リアリズムへ

9歳の壁

というのも同じ筋道で考えていた

でも 小石川高校の美術の先生から聞いた話

ここに来る子の中に概念的な絵

9歳の壁の手前にいる子がいる

そういう子には その持っている概念を使って

絵を描いてもらう

という実践報告があったのを思い出した

その時

9歳の壁を意識しない先生も多いから

中学や高校で 発達段階はいろいろな子が出てくるんだと

思い込んでいたが

違うんだな

9歳の壁は壁じゃなかったんだ

ああ 今頃気づいたって遅い

でも 何も働きかけないということが 万能ではないと思う

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こっちのほうが

2012-06-29 15:50:16 | 絵画

アンリ・ルソー 楽園の謎 (平凡社ライブラリー)

私は面白い

世の中

謎だらけだ

面白い

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ええ~~!!

2012-06-29 13:34:33 | ただの記事

チイさん 亡くなった

ショック ファンだったのに  合掌

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今日のお昼はお外で

2012-06-29 13:32:19 | 食べ物

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ありあわせで 冷やしそば

調味料はお外の風

で 美味しかった!

まずお昼を三人で食べるというのも珍しい

わが家は個食 バラバラ家庭ですから

今日も武蔵は昼から会議

でもあわてて食べていける時間はあった

ブルーベリーは やたらなっていて

実はブルーベリーはやばい食べ物ではあろうけれど

ま いっか

とジャムにする気で煮ておいたのを

氷水で伸ばして飲むのよ

大根は塩麹と相性がよく

米のとぎ汁で下ゆでの代わりに

塩麹で下ゆですると 甘味が出る

塩麹と砂糖と酢と昆布でつけておくと

べったら漬けのさっぱり版という感じで

今 我が家ではブーム

上の白いのはそれよ

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シュヴァルの理想宮

2012-06-29 06:07:36 | 絵画

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こういう建物がフランスにあるって

知らなかった

郵便配達夫だったシュヴァルが 変わった形の石に躓いて

拾い集めるようになり

それで33年かけて作ったと言われる

建築について何も知らないパラノイア患者の作品

というんだが

本当か?

すごいな

ガウディもパラノイアだったのか?

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こっちはガウディのグエル公園

めったといないタイプの人たちなんだろうけれど

お仲間なんじゃない?

という気がする

見たいなあ

あこがれちゃうなあ

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2012-06-28 15:30:02

2012-06-28 15:30:02 | 朗読

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明後日のこれのためのリハーサルをやってきた

私が読むのは「てん」です

お近くの方来てください

って

お友達は皆用があるんだわ

今日はちょっと

クッキーママと 老人になっていくことについて話した

今日は薬を飲み忘れてもいないのに

体が痛くてしんどかったが

私自身は老化のためできなくなることが増えることに

そう 嘆きはない

もともとの 能のなさは 嘆かわしいけれど

それより 面白いことが多すぎて

パワーが足らないのは確かに嘆かわしいけれど

足腰が立たなくなったおばあちゃんが

庭に二枚茣蓙を敷いてもらって 草をむしり

移動するのに茣蓙を敷き替えながらいざり進んで

草毟りを楽しんだ

という話を読んだが

なんかそういう話を聞くと

希望が湧いてくる

図書館でこの本借りてきた

すごく面白い

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著者は↓ この人の後ろの絵

アトリエインカーブのメンバーの作品

こんなに大きいんだ?

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この著者はデザイナーなのだけれど

デザインは 整理整頓だ って

中学の美術の先生に教わったんだって

いい先生だなあ

話は別だけれど

立て続けに二回地震があった

ちょっと

怖い

どちらも震度2だったが

福島震源地のほうが2倍は大きかった気がする

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アンリ・ルソー

2012-06-28 06:14:28 | 絵画

楽園のカンバスやっと読み終わった

文句をたれたけれど

ルソーにますます関心が高まった

先ごろのオルセーの ポスト印象派展で

↓の絵を見た

1050802_160618361

本当に 引き込まれる絵だったよ

その謎は知りたい

ピカソがこの人の絵からどんな啓示を受けたのか

それも知りたい

よく言われる ルソーが 正式の美術教育を受けたいなかから

って

ことさら言うけれど

日曜画家だったと言えばゴーギャンだってそうだ

そのことにやたら焦点を当てた話が多過ぎる

だいたい 上の絵に 遠近法が使われてないかと言えば

使われているよ

ただ描き方が変わっている

物事を認識して処理するやり方が普通(多数派の)人とは違う

そう言う人だったのだと

私は思う

それで 別に 何の問題もない

ルネサンス以降 前提条件になっているような物の見方を

振り払って 新しい世界を見出そうとしていこうという

20世紀初頭の若い絵かきさんたちに

そういう インパクトがあったのか?

と思ったけれど

西欧的ではない世界へ

という

別の世界へ行こうという そういうこともあるのかもとも思った

懲りもせず また ルソー研究者の本を読もうと思う

研究者って 事実を探偵のように追いかける人種か

最近思うようになったけれど

本当のことは あまりにも多様で掴みきれないのが実際ではないかと思う

でも

表現者の場合 好き勝手に暴走できるからいいよなあ

研究者は 事実 検証できる証を求められるから大変だ

好き勝手に というところ

これも 大変だけれど

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