木曜は武蔵の剣道がない日が多いので
上野に行く予定だった
叔母さん連れでね
でもおばさんは入院中なので
仕方ない 武蔵と出かけた
二人で連れだって歩くことがあまりないから気が合わないこと甚だしい
まず都美術館
目指す展覧会は今回は一段と良かった
何となく 私の見る目も肥えてきた感じがする
(うぬぼれ)
次に古河の主治医のおすすめのエジプト展に行った
http://www.tobikan.jp/exhibition/h26_metegypt.html
ここで最初に出てくるのが牛の耳を持つ女神
この像の作られた3000年位後
のヨーロッパの絵で
牛の耳をした女の絵を見た!
と思って本をひっくり返したが
見つからない
スカラベなんか小さくてよく見えなかった
図録を買ってきたが
エジプトの模様は面白いなあと
後でゆっくり見る
そこまででもうくたびれ果ててしまった
武蔵もあきれ返ってくたびれて帰る!と言って帰って行った
来られなかったおばさんに図録を持って見せに行くと言ってた
図録を二冊持たされて
こんな重いもの持たされるならリュックしょってくればよかった!!
と駄々をこねてたが
ともかく帰ったのでわたしは一人自由になって
のびのび
でも
足が痛くて博物館にはまだいけないので一人お茶した
わたしは幼稚園に入る前の幼児時代は御徒町に住んでいた
それで焼け野原だった上野の山は遊び場だったのだ
うさぎを飼っていたのでウサギのえさになる草を摘みに
お父さんとよく来たのだ
今でも上野の山は実は好きな場所で
一日中遊べるところだものねえ
一休みして
歩けるようになって 博物館に台北の故宮博物館展
http://taipei2014.jp/
これを見に行った
東洋の美術品って 装飾的なところがすごいものが多いなあ
刺繍の絵画なんてしげしげ見てきたが
気が遠くなりそう
ま 写真じゃわからん
水墨画で気に入ったのがあったけれど
図録では小さい写真しか載ってないし
だいたい故宮博物館の全集は持っているのでこれは図録は買わなかった
さて帰り
どうするか?
結局小山周りで帰った
今日歩いたのは約1万歩だった
叔母さんのご機嫌伺いは武蔵に任せたが
武蔵にはおばさんはいろいろ不安を言うらしい
だから武蔵がいくのはいいことだ
私には前向きの話しかしない
これもいいことだ
よく聞いてみると
高校出た武蔵が東京に出てきて転がり込んだのは
狭い一部屋で暮らしてた叔母さんのところだったそうだ
空襲のころはおんぶされて逃げ惑ったしね
武蔵はおばさんに頭が上がらないじゃないの?
叔母さんも武蔵がかわいいのはひとしおなのだろう
だいたい武蔵は年寄の扱いは天才的にうまく
(私だって年寄だが 喧嘩ばかりだが)
私の母だって ずいぶんよくしてもらった
叔母さんが老い先を武蔵に頼ったのは
深い縁があるのだな
なるほど。
明日は また忙しいのだ
胃カメラ飲まねばならず
注意書き見たら車の運転禁止だ
あああ 武蔵を運転手にせんならん
先生には 通院を一人で車運転してきてるのが不思議でならないで
なんで一緒に来ないの?
と言われ
やだ 一緒に行動なんかしたくない!
と言ったばかりなのに かっこ悪い