遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

KIRIKOU  キリクと魔女

2010-02-25 15:57:22 | 本と雑誌

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Le Petit Kirikou
アップロード者 juanuniovi.

徳間書房から高畑勲の訳で出ています

Kirikou1

小さいキリクの冒険譚

戦士を次々食ってしまうという魔女と戦いに

おじさんの帽子の中に隠れてついていく

Kirikou_coloriages_1img4

さて

魔女がどうなるかは

読んでのお楽しみ

 

この話知らなかったが

検索してみると

世界的にはかなり有名な人気アニメのようだ

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なんだか変

2010-02-22 09:04:13 | 本と雑誌

Imgp7402

昨日はKINU洋画会で

この絵を描いてきたけれど

家にたどり着くや

味噌汁作ってサラダ作ってお刺身は買ってきて

もうベッドに倒れこんで寝た

がたがた音がするので

見たら王子が朝作っていった大根を温めてたので

よしとして

夕飯も食べず

ひたすら寝た。

 

風邪だたのかもしれないと思うけれど

風邪の気もしない

 

この絵は6号で(これって結構小さい)

大塚先生はSMくらいの画面に

細かく描くのをさせたかったみたい

前回休んだので先生の意図が分からなかった

「いいよ、大橋さんのはこれで」

と何時も優しいけれどね

 

たかがこんな小さい絵で

どうしてこんなに参っちゃうのか

参った

油絵の具の蓋がきつかったかな

家を出るときから

家にいると台所を何とかしたり物を動かしたり

ああ

手が辛い

さっさと家を出て

市内某所で会が始まるまで

本を読んでた

51pbm1s0tl__sl500_aa240_

これは

童話でもある

主人公は小学校5年生

だから私向きでもある

 

学校の中のいじめが

エタ村があったかなかったかという問題にもなっていく

差別を巡る物語だ

 

仙台には差別はないという大人

私も子供の頃は差別とは無縁に過ごし

学校で習ったときも

母はいまはもうない

と言った。

 

差別と鬼も関係が深い

 

今読んでいるのは

51fx2vdunyl__bo2204203200_pisitbsti

クリックしても何も出ません

団塊の世代が田舎に移住する話

私に参考になるかも

 

熊谷氏は色々な本を書いてると分かった

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「迎え火の山」の採燈祭

2010-02-21 06:55:59 | 本と雑誌

色々調べたら 

修験道で採燈護摩壇というのは天台宗系の本山派系の呼び名で

柴燈護摩壇というのは真言宗系の当山派系の呼び名だって

なまはげ紫燈祭り(せどまつり)は?と調べたら柴の字を当ててるのもあった

柴灯祭(さいとうさい)は月山にもあった

 

そうかやっぱりおなじようなもんか

 

この物語は

出羽三山の湯殿山にお盆に満月がかかるとき

祖霊を呼ぶ採燈祭を大々的にやろうという企画が持ち上がり

祖霊とともに鬼が降りてくるという話です

 

降りてくる鬼の最強のものが能除太子(この人崇峻天皇の子聖徳太子のいとこ)

という展開

この人は出羽三山の開祖ということだけれど?

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こういうお話を巡るミステリーです

 

そうくだらなくもない

 

色々考えた

 

私は東北という地方を初めて意識したのは

まだ十代の終わり頃友人が一人で東北に放浪のたびに出た

女の子なのに

だいじょうぶ?

と思ったが

東北では見知らぬ家に泊めて貰い

そこの人たちに凄くよくしてもらったって

(ふ~~ん 信じられない話だなあ

凄く優しく純朴なのか?)と思った。

 

しかしだんだん知るうち

東北には

東北にしかない文化が生まれるわけがあるところに違いない

と思うようになった

 

この本の作者は青森県出身宮城県出身です

マタギの話を書くのも

たぶん 特別な思いがあるでしょう

マタギって

映画も見たなあ

 

やはり

本来はまつろわぬ民ですよね

山の人というのも

とても関心があります

 

作者は青森で育って

その時代を遡る背後にはいろいろなものがあるのだと思うので

書きたかったのはなんだたんだろうと考えながら読みました

舞台を現代においているので

鬼だの霊だのは荒唐無稽

退けがたいものがある本でした。

 

私は自分のルーツに大して関心はない

東京生まれというのはそんなものです

たどれば富山に行くけれどだからといって

たいした事は出てこない

 

東北の人は

出自をたどると

物部氏に  藤原氏に  蝦夷と呼ばれた人たちに

あるいは

後に中央から支配者として入ってきた人たちに

たどり着いていくのだろうか

きびしい自然と  きびしい闘争があったのだろうか

 

物語作者が輩出するわけだ

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2010-02-17 07:31:43

2010-02-17 07:31:43 | 本と雑誌

写真素材 PIXTA
(c) シュナ写真素材 PIXTA

これは オオタカの雛です

クマ鷹は一回の繁殖では一羽の雛だそうです

 

「はぐれ鷹」の話では

師匠に弟子入りした主人公

独り立ちを決意

師匠から幼鳥「神室号」を譲り受ける

 

そのいきさつも凄いことになるが

ともかく

この「神室号」を結果的に

死なせることになる

 

周りを幼馴染のテレビ局で働く美女が出てきて

取材を受けたり

撮影されたり

色々あるわけだが

 

さまよう月山のふもとで

抱卵しているクマ鷹について猟師に教わり

その卵が二つ!

 

それをまたテレビ局が取材

 

結果的に巣から親に投げ捨てられた雛を

救い保護するうち

テレビ局を撃退出来ることとなり

その雛を夾雑物なしで訓練するのだが

これが

題名の「はぐれ鷹」だ

 名前は「月山号」

そうか

主人公はこれか

 

この訓練が並大抵ではない

この「月山号」が或る日変貌する 瞳が山吹色に変身(これが成鳥の証)

そこで

初めての狩りに成功するが

(この本物の狩りを訓練している鷹が成功するのはここだけ)

息詰まる瞬間

その獲物を主人公が取りにいこうとすると

(鷹狩りは鷹がとったものは鷹匠がとる)

猛然と主人公を攻撃してくる

ありえない事態に闘争が始まるのだけれど

背後から捕獲して

再び腕に鷹を据えて

(このとき籠手ははずれていて素手に鷹は乗っている)

二人は対峙するのだけれど

ともに譲らない

鷹のほうは籠手がないことに気づいてか

ぐんぐん爪を食い込ませていくのよ

 

最後も書きたいけれど

書いたら違反だろう

ともかく

主人公の腕の上でタカは力を抜き

主人公は鷹の足をつないでいた小足縄を切る

鷹の瞳も幼鳥のそれに変るのだけれど

もはや

「月山号」はゆるやかに主人公の腕に止まるのだけれど

腕を煽って先ほどのしとめたウサギのところへ

「月山号」を放ち

訣別していくということで

終わり

 

ああ

感動した

Img_1987

これは

クマタカの幼鳥

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「はぐれ鷹」で電気が消える謎

2010-02-16 15:08:42 | 本と雑誌

弟子入りして、屋根裏部屋の電気が

夜10時ごろには消える謎は

ただ

そこの主婦が

コンセントからプラグを抜いただけ

 

要するにケチってエコったわけ

多分いつまでも本を読んで電気を使われることに

その主婦はイラついていたのでしょう

この居候した家にはとげとげしい空気が充満していて

屋根裏部屋では常に緊張して

針の筵のような暮らし

 

一軒の家に入ってみると

傍目には信じられないような空気が

展開している 

そういうものだと思うけれど

世間一般は違うのだろうか

 

我が家なんか

天狗の隠れ蓑に身を包んで一日暮らし

そこで見聞きしたものを実況放送されたら

恥ずかしくて

二度と世間様に顔向けできませんよ

 

コンセントを抜く

ということでは

あるおばあちゃんが

そこに行ってもお茶が出ない

お嫁さんが電気ポットのコンセントを抜いて行くので

自分のためにお湯を沸かせないのだからだそうです

 

???

 

何でそんなこと

よそで話すの?

なんで

そんなことするの?

 

と思ったが

なるほど了解。

 

針の筵のような緊張のみなぎる家庭

これは体験があるから分かる。

家族が相和し最もくつろげる場所というのはいいことだけれど

家族の中が一番きびしい

そういうことはあるのだろうなと思う

 

鷹匠様の家は

鷹匠様  息子夫婦(息子は鷹匠を継がなかった)

孫(一時おじいちゃんに弟子入りするが

脱落。ロックとバイクに現を抜かし 

リーゼントに髪を固めたプータロー)

凄い人間関係だよ。

この孫が実は魅力的。

 

人は見かけによらない

 

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殺す

2010-02-16 06:46:56 | 本と雑誌

pi-これはとびのピーだけれど

鷹も正面から見ると  目が寄って見えて

かわいいらしい

「はぐれ鷹」読み始めて

まず  犬を殺す場面が出てくる

鷹の餌にするので 飼い犬が弱って余命いくばくもないから

殺せと 鷹匠に弟子入りした主人公が命ぜられる

 

山里さんの家で

テンがいたずらしてる話を読み

皮を剥いて

襟巻きにしちゃえば

なんてコメントを書いたのは

これを読んだからで

 

私も軽い付和雷同人だ

 

実際はまず鳥類哺乳類は殺せない

虫がやっと

白魚の踊り食いは

恐ろしいと思っていることを気取られないように

必死で気取って食べた

 

本当は小心者だ

 

「このはぐれ鷹」

紹介したい場面が次から次へとでてくる。

 

まず主人公は鷹匠に弟子入りするために

大学を出た後2ヶ月工事現場で働いて稼いだお金を持って

どう 断られても

師匠の近くでテント暮らしをして粘って

弟子入りするんだか

人一倍馬鹿みたいに粘る人間というのが凄く好きだ。

自分にはないからかもしれない

 

やっと許された屋根裏暮らし

夜 本を読むのが欠かせない楽しみなのに

突然電気が消える

何回か続いてその謎が解けるんだが

(その話は又書く)

ろうそくを買ってきて

読むのさ。

 

私は子供のとき

夜中まで本を読んで怒鳴られ

布団の中にスタンドを引き込んで読んだっけな

 

ともかく「はぐれ鷹」

魅力的な本だ

 http://www.pref.yamagata.jp/ou/somu/020020/mm_bk_data/mm_spcial/natureman_No25.html

この人がモデルかもしれない

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価値観  「木練柿」

2010-02-15 06:57:09 | 本と雑誌

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「バッテリー」を読んで以来

武蔵が気に入ってこの人の本を買う

それで読んでいるんだけれど

面白いけれど・・・・

 

何だろうこの気持ち?

 

あさのあつこという人は

優れたものが好きな人だなと思った

 

本を読んで

何が面白いかといって

今まで知らなかった世界にいざなわれ

新しい目を見開かされることが気持ちよいので

有能なものを賛美する小説は

ちょっと退屈ではある

 

本は著者の価値観に読者を巻き込んでいくけれど

これは  けっこうマインドコントロール力だ

そう思うと読む気が引く

 

考えてみれば絵もそうだ

私が新しいものを見出さなければ

「だから何?」という絵しか描けない

 

遊び人だからそれでもいいけれど

ちょっと志めいてきた

図書館でバルザック全集を探したが

人間喜劇ろくにはいってない

 

それで

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これを借りてきて

平行読み

この話はさんのいらっしゃる辺りが舞台の話

熊谷達也氏の本はまだ読んでないのが結構ありそう

次に読む本はこの人のにする

 

山の人の話が多いです

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チャングム

2010-02-11 07:07:17 | 本と雑誌

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入った本屋は古本屋かと思って

水車小屋便りを探したが見つからない

それで

この本を買った

全三巻

テレビの話とは違うバージョン

朝鮮の身分制度女性に対するひどい状況が生々しい

佳徳という宮廷の端女が宦官のゆがんだ性欲の餌食になり

チャングムはそれを救うけれど

チャングムも危うくなる

それらの男のけだものの行為をめぐって

佳徳は手鉤で次々と男共を殺し

両目をくりぬいていく

こういうすさまじい話の展開で

テレビドラマを見た人には受け入れがたいかもしれない

 

女性問題ということで考えると

実際は

女の置かれた虐げられてきた状況は

こっちがリアルだろうなと思った

 

さて

今できるのは

本を読むのと

キーボードを打つぐらい

包丁は使えませんし

鍋を持つのもかき回すのもちょっとなあ

なんか買ってこよう!

食生活は推して知るべし

葉っぱは左手でちぎるかな

 

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瀧口の入道

2010-02-08 15:56:04 | 本と雑誌

Yamato44

これは高山樗牛の「瀧口の入道」の挿絵ではありませんが

今日は

手が発熱で何も出来ませんので

一度挫折したのを読みました。

日本人ですから

読み始めれば読めます

 

涙を絞る恋物語です

 

花てぼさんが

美しい装いで

舞台にたって語るのをイメージしました

客席は

涙涙の大洪水になること間違いありません

 

ん~~

「平家物語」原文で読むかなあ

 

平家が終焉を迎えるときに

この恋の物語りねえ

 

すべて

むなしく

虚しくなっていく

 

象徴的だなあ

 

法華寺の横笛の像は

瀧口の入道がせっせと書き綴って

返りもないのに送り続けた

恋文

瀧口の入道の真意を知った横笛が

入道の庵を訪れても拒絶され

涙でぬらして読み返した恋文で

作られたのですねえ

 

なぜそれが

法華寺にあるのか

今度奈良に行ったら聞いてこよう

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ポルトガルのお城

2010-02-01 09:40:02 | 本と雑誌

S0195

これは

友達が自費出版した本

だからアマゾンでは買えないよ

多分。

S0194

建造物に関心の深いサキコさんに

貸してあげると約束したので

探した

 

出てこないかも!!

 

とあせったが

出てきた

まだ

私も捨てたもんじゃない

コメント (15)
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