遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

「マイ・ホームタウン」熊谷達也

2010-02-28 08:41:19 | 日本の本

マイ・ホームタウン

これも 童話

河童 山姥 神隠し 雪女

そういうものをテーマに小学6年生の子達の話

大人になって4人の仲良し組みが

タイムカプセルを開けるというところから始まる

 

この表紙の写真の宮城県立登米町立登米小学校は

熊谷氏の出身小学校だそうだ

この4人組とよく似た人物が

熊谷氏の小説のあちこちに出てくる

だからとてもリアルな存在に感じて

面白かった

4人組の構成は女1男3

もちろん 話は男の子の目線だ

 

たまたま読んでる途中で

テレビが

男と女は友情は成立しない脳みその出来

というか働きだという話をやっていた

そう言いきる脳科学者だかは男だ

だからその科学者の分析の仕方も男的ではある

 

思い返してみると

小学校のとき仲良しグループに男はいなかったし

中学校のとき男の子と仲良くなったのは

数学競争 とか缶蹴りとか  歌とギターとか

一緒に楽しむことが面白ければ

仲良くなれた

でもやたら紳士ぶって

居残りで遅くなると駅までエスコートしたがったり

・・・

思い返すと  なるほど

男と友達にはなれないかもと思った

 

高校は女子高だし

大学は男もいたけれどホトンド口も利かなかったし

 

中年過ぎてから大学の同期会で展覧会をやるようになって

学生時代には見えなかった人物像が見えて

男の子たち(もうおなかにスイカ抱えてるようなおじさんになってたけれど)

凄く いいやつだったのね

って

改めて発見して

私の中には友情があふれた気がしたけれど

それも

幻想かもしれない

 

男側から見えることと

女側から見えることは  異界だな 多分

 

その 脳の先生だって

友情のとき活動する脳の領域とか

そんな風に説明

もっともらしいがそのこと自体が男的

感覚的には  むかつく

友達にはなれない

 

この「マイ・ホームタウン」も男の子視線

こっちは  ほほえましい

 

それが私の女的な反応なんだろうな

 

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やっとフェルトきつね

2010-02-27 22:49:48 | かやの木

Imgp7422

しかし

狐って  見たことないもの

こんど

動物園に行ってみよう

Imgp7427

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手首固定はいいかも

2010-02-27 14:31:50 | 健康・病気

Kirikou

これはキリクと魔女

昨日は2時ごろまで手首を固定して行動した。

二時ごろはずしても痛まず

普通の生活状態で2時が来たときと同じぐらい

手は自由な感じ

 

そのあと

フェルトをいい気になってやりすぎたかもしれない

狐にならないんだもの

 

で今朝目覚めたときは

手は痛んでいた

 

又固定

使ってもその動きがもろにかぶらないからかなり楽

その後色々検索してみた

私の手首の痛むところは

親指側の手首より肘よりがひどい

これは腱鞘炎かもしれない

http://www.condition.co.jp/text/text-flm01.htm

http://www.condition.co.jp/text/text-flm02.htm

この二つのページを見ると

関節がどう動くかよく分かる

Ude

このピンクの部分を

よく揉みほぐすと楽になるかもしれない

 

さて、昨夜は豪雨だったそうで

私は白河夜船

 

出てみると水溜りが出来ていた

 

外に出るとたちまち呼吸困難になる

やっぱり風邪じゃなくて

花粉症かぁ

 

午前中上三川に買い物に行ったが

その道々聞いた話

KIRIKOU  これはひところ話題になって

ジブリが外国のアニメの放映権を買った1号目なんだそうだ

ビデオを借りることも出来るらしい

Kirikou3

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Kmitoh悪魔の辞典(16)の泥棒版

2010-02-26 19:26:32 | ブログ

Imgafe7cb40zik2zj

イケメンの夏生君が

河津桜の綺麗な写真を撮った

泥棒してこようと思ったが

申し訳ないので

アメリカに行っちゃった

私の桜の絵で我慢してね

おばさんに

河津桜を見に連れて行けと

言われているが

行ってない

イケメンの夏生君が

ブログをはじめたのではなく

悪魔の辞典に居候です 

そのうちペイント画も登場するかも

楽しみ

 

さて前回パスした悪魔の辞典

泥棒版

マリアの辞典はこちら

■ 不気味(ぶきみ) :     

正体が知れず、気味のわるいこと。     

わが娘は 私の制作するものが

不気味なほど喜ぶ

普通に美しいものを作ると

「普通!」と

唾棄するような顔でプンとよそを向く

Imgafe7cb40zik2zj

こういうのならいいかも

画像を参照するために

自分のギャラリーに行ったら

不気味な絵が飾ってあったのでとりかえた

 ■ 恋愛結婚(れんあいけっこん) :   

友達が言うには

見合うだろうが、知り合いだろうが恋愛結婚じゃないものはないはずだって

そうだろうな

そうでなければ気持ち悪くて

側にいられない

 ■ 見合結婚(みあいけっこん) :  

別の友達は結婚は結局等価交換だって

なかなかこれは

含蓄があると思う

見合いというのはだからいいのかもしれないけれど

なんとなく

結婚する人が

おもちゃを買ってもらう子供に見えなくもない

私の母は

私の義父と見合い結婚だったけれど

選んだ自分に責任があると何時も言っていた

  ■ 噛み合う(かみあう) :     

(1)激しく争う。    

(2)うまく組み合わさる。    

(3)話がうまく合う。

【噛み合わない例】

私は武蔵と話が噛み合わない

と言って何時も噛み付く

そういう捕らえ方がおかしいと武蔵も噛み付いてくる

【噛み合う例】   

結局好き勝手にしてるのがいいと

気を取り直して

機嫌を直して<

自分の遊びに没頭するところはかみ合う 

 

■ 親子相伝(おやこそうでん) :    

親子で似ているところを見つけるのは楽しいけれど

それは

血縁のないものには

ちっとも面白くもなんともない

息子が

武蔵のおじいちゃんに似てるところがあると

武蔵はなんとなくうれしそうだが

私は何も感じない

なるほど

私はおじいちゃんとは他人だ

一回しか会ってないし        

 

■ 本性(ほんしょう) :     

普段隠されている本来の性格。    

【発現されるとき】     ・車の運転中。    ・この辞典。

 そのとおりだ

 

■ 年相応(としそうおう) :   

お若いですねといわれるようになると

年取った証拠

年相応にったって

露骨に婆さんになったなあとは言われるのはうれしくない

小さい紳士には(例えばTAROちゃんTAKESHIくん慧くん)

には

赤ちゃんですねといっちゃ駄目

お兄ちゃんですねといわれなくちゃうれしくない

 

■ 名は体を表す(なはたいをあらわす) :

名前負けってのもある

私の名前は則子だが母は規則正しい子に育つようにと思ったそうだ

わがブログは

遊工房だけれど 私の記事には夢が多いのか

よく夢工房さんといわれる

 

 

■ 船頭多くして船山に登る(せんどうおおくしてふねやまにのぼる) :

船頭が多いとき あなたならどうする?

1  何が大事かじっくり判断して段々にみんなの目が必要なことを

   見られるようにリードする

2  何が何でも自分がリーダーになる

3  誰かがリーダーシップを取ってくれるのを待つ

4  さっさと船からおりる

5  山に登るなら山もいいかと山を楽しむ

以上青字が泥棒したものでありました

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「モビイ・ドール」 熊谷達也

2010-02-26 08:12:19 | 日本の本

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もう何日具合が悪いんだろう

うんざりしてきた

ひたすら寝てばかりいる気がする

午前中は手が痛くて動かせないので

買い物に行ったり

午後食事の支度をすると

もうつかれて

8時か9時には寝てしまい

夜中の2時ごろから5時ごろまで眼が醒めて

本ばかり読んでる

 

このぐうたらから脱出しなくちゃ

 

いいことを考えて

手首が動かないように

テーピングで固定しちゃった

これで何かやっても痛くならないだろう。

 

ぐうたらと読んだこの本は

イルカとインターセックスのシャチの話

熊谷氏の野生動物と人間というテーマに沿った本だ

 

シャチも物凄い保護対象のものだとは知らなかった

イルカやオタリアの座礁(ランディング)の原因は

特定は難しいようだけれど

この話に中では

群れではない

(インターセックスのイルカだから群れから離れてるかもという)

一頭でイルカの群れに遭遇して狩猟する

シャチに

イルカがパニックを起こしたのではないかという設定になっている

事件の進行の中で起こす

シャチの行動 言動が珍しかった

もっともよく知らないのだけれど

 

さあ

今日から働こう

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「芝浜」

2010-02-25 17:42:33 | 朗読

今日は

一人で全部語るというのをやった

今日もまた

クッキーママの品のある落語と

私の下町っぽいガラッパチの落語と

性格の違いに

あきれ返るできばえでした

先生はどちらも誉めてくださったけれど。

花粉症で声が旨く出ないので

出るようになったら

公開します

 

いよいよ次回から

お話大好きコンサート用の練習

私は

カヤの木のお話と

「こぶたがずんずん」を読みます

119072993141916222457

こういう小さい子供向けのお話を

ちゃんと習ったことがないので

物凄く楽しみです

 

木陰の読み聞かせのときに

ぐんと成長した

お話おばァさんになれるかも知れません

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KIRIKOU  キリクと魔女

2010-02-25 15:57:22 | 本と雑誌

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Le Petit Kirikou
アップロード者 juanuniovi.

徳間書房から高畑勲の訳で出ています

Kirikou1

小さいキリクの冒険譚

戦士を次々食ってしまうという魔女と戦いに

おじさんの帽子の中に隠れてついていく

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さて

魔女がどうなるかは

読んでのお楽しみ

 

この話知らなかったが

検索してみると

世界的にはかなり有名な人気アニメのようだ

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「群青に沈め  僕たちの特攻」

2010-02-25 07:12:41 | 日本の本

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16歳で予科練に入った主人公は

特攻隊に志願することになる

しかし

飛行機はない

穴掘りばかりの毎日

やがて「伏龍(ふくりゅう)隊員」として訓練を受けるようになる

これは

海にもぐって棒機雷というもので

敵の大型上陸用船艇を爆破するという特攻隊員というわけ

でもどうやら棒機雷というのもどこにもないらしい

 

訓練中に

チャチな潜水服の装置の苛性ソーダーを吸い込んで死んでしまう仲間がいた

 

そのうち終戦が来るのだが

 

終戦の後も敵を攻撃しようと誘われ

血判を押して盟を誓う仲間に主人公は参加するが

生きたい やりたいことがあると

盟には加わらなかった友を主人公は理解しているが

少しギクシャクする

主人公が心を結ぼうと苦悶するうち

あっという間に防空壕の陥落という事故に巻き込まれ

死んでしまう

という話。

 

親族に、特攻隊の生き残りのお爺さんがいる

彼にとって特攻隊の思い出は英雄的な思い出で

部屋には飛行機の写真が沢山飾ってある

 

飛行機の好きな少年だったと思う

 

趣味で飛行機に乗り

墜落事故を起こしても

怪我が治ったら又乗った!

 

いまだに

爺暴走族で猛スピードで車を走らせている。

 

どうも 私には彼の話はぴんと来ないが

 

一人の少年が実際特攻隊の中でどう生きて死んでいったのか

多方面で

今話題になっている

 

この本は

現代的な軽いタッチで書かれているが

読みながら 特攻隊の生き残りのおじさんのことや

海で戦死してお骨もない自分の父親のことを

考えていた

 

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ふぐ

2010-02-24 18:44:27 | ブログ

F

ふぐを食べに行ったのかと

勝手に嫉妬してたら違うらしかった

 

さて

ふぐと私

 

若者の頃よく遊んだ磯には

小さいふぐがいて

そいつはてんでおばかさん

 

魚を釣ろうとすると

すぐ引っかかるふぐがいる

そういうふぐは餌なんかなくてもつれる

ほっぺのあたりに針を引っ掛けて

かかってしまう

 

それで

膨れて

キーキー泣くんだもん

 

そういう磯で遊ぶ魚の中で

一番知恵がありそうで

会話(?)や駆け引きが成功するのは

石鯛の子供です

 

騙して捕まえるのに工夫がいる

 

ふぐは

すぐ引っかかるから

馬鹿にされてるが

 

私もよく膨れるし

(膨らみっぱなしだが)

ふぐみたいなもんか

 

はらわた毒だぞ

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「新参教師」熊谷達也

2010-02-24 02:45:13 | 日本の本

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熊谷達也というと

マタギの本

あの手のごつい本と思うので

意外な本を書くと思い

多分私も何かを読んでこの人を離れたんだった

 

書評を色々読むと「邂逅の森」等を読んだ後では物足りないみたいだ。

 

でも、なかなか面白い。

この「新参教師」は民間からの採用で中学教師になる男が主人公で

先行きミステリーになるが

いざ学校に赴任して  その職場の様子がリアルで

笑ってしまう。

世間で思ってるのと違う

働く場所としての学校って  ホント

こんなところだというのがおかしい。

 

さて読み終わったほうの

「ゆうとりあ」これは団塊の世代が田舎暮らしを始める

というので

都会から田舎に来た私には肯けることが色々出てくる。

 

私の場合

田舎の人のおせっかいぶり

そういううっとうしいことは

皆 武蔵が防波堤になってくれてる。

 

武蔵が畑を作ったり

篠山になってた里山を花畑にしたり

そういうことに

村人はせっせと色々教え

機材を貸し

武蔵は造園業者が働きに来い

というほど

あっちこっちで枝払いやら

竹やぶ整理やら

大木伐採やら

よく奉仕もしている

そういう濃厚な人間関係を作るのが

武蔵は上手いんだ

そういえば

東京にいたときからそうだった

 

私はうんざりだ  面倒くさい

 

でも

そうやって

村って出来てるのよね。

「ゆうとりあ」は都会からの移住者が色々問題にぶつかっていくのだけれど

本題は

動物たちの住処と人間の生活圏との話

私は読みながら

カヤの木のことを考えていた

カヤの木を見に行ったとき会った樹木医さんが

樹木と人間では人間が上から環境問題なんて考えてやるようなのはおかしいと

1000年も生きる木から謙虚に学ぶことが本来だろうというような話があった。

動物の住処もそうだな

人間の生活の都合から害獣として駆除される動物?

本来誰の住処だったか

かやの木に動物も大事だな

 

私たちがここに来る前に住んでいたところも

狸の住処だった山を切り開いた団地だったから

よく狸が出た

道路では狸が轢死していた

 

「ゆうとりあ」に出没するのは熊 いのしし 猿だったけれど

都会人で軽薄な私には

この話はなかなか教育的だった

 

わが里山には雉がいます

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