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人間には生まれつきその人独自の能力とか才能があるということは、興味深く、素晴らしいことである。自他一体の神の子だから各自そういう存在であるのだ。

2021-03-31 10:39:17 | 日記
人間には生まれつきその人独自の能力とか才能があるということは、
人を観察して私も感じることがある。
というのは、
興味の在り方が、
人には特有の個性があるからである。
自他一体の神の子だからである。
(祈りの科学 谷口雅春)
【話している中にこの人は雑貨店は途中から始めたのであって、本来の商売人でないということがわかったのである。彼は百姓であった。そして食物を生産することに生れつき興味を持っているのであって雑貨店の運営などには余り興味をもっていないし、所を得ない職業であることがわかったのである。彼は食物のことを考えることが好きであった。種をおろしてその生長を眺め、それを収穫してそれを台の上で荷造りするそれを見ているのが楽しみであるのだと話し出した。話しの様子では、彼は食料品全般に亙る並々ならぬ知識をもっていることがわかったのである。
 彼が雑貨店で失敗したのは、彼の魂の奥底に雑貨店主などは自分の坐るべき本当の位置でないということを知っていたから、寧ろそれを止めさせて、他の正しい自分の坐るべき位置に坐らせるための過程であったということができるのである。世間には多くのこの種の失敗者があって、自分の正しく座るべき位置を見出すまでは彷徨い歩くのである。】
 

人間の‟生命の実相”は、いつでもその人の真の願いを叶える準備ができているのだが、残念だが、その真理を知って伝える人がまだまだ本当に希少なのである。

2021-03-31 09:54:19 | 日記
人間の“生命の実相”というものが、
その人を生長させるための智慧と愛と生命、そして供給を、
一切叶えようと準備の状態にあるという真理を、
この男はまだ知らないのであって、
「実相が独在する」という大真理は
本当に人類救済の真理であるにしても、
伝道には時間がかかるのである。
マン女子のような指導者が
まだまだ少ないからである。
(祈りの科学 谷口雅春)
【この男はまだ本当に神の存在を知らなかったし、祈りや希望をききたまう所の何か偉大な目に見えざる存在があるということも知らなかった。そこでマン女子はいった。
「それではあなたは種の中に自分の欲する目的に生長して行くために地面や日光や、空気や水等から、その必要なものを吸収するために働いている力があるということを信ずることができますね?」
「無論」とその男は、さも当然のことだと云わんばかりにいった。
「無論のこと種の中には牛や鶏が食物を求めてそれを食べるようなそれと同じような智慧が宿っているということは知っていますよ。どんな家畜だって自分が生きて、だんだん生長して鶏は鶏になり、牛は牛となるというにはどうしたらいいかということを知っていますよ。植物だって同じことですよ。」
「では」とマン女子はいった。「小麦や牝鶏(めんどり)や仔牛が生きて行くに必要な智慧をもっているそれと同じだけの智慧を人間がもっているということを信じませんか?」
その男は極めて静かではあったが、一寸笑って、そして言った。
「あんなものでもどうすれば生きるかと知っているなら、人間たる私がもっともっとよく知っている筈だとあんたはおっしゃるんでしょう。しかし現実の問題として、私には職業がないんです。どうしたらいいか私は知らないのです。」】
 

人間は過去を捨てて前進する。旧態依然たる状態を続けているものは落伍する他はないのである。

2021-03-30 10:29:45 | 日記
マン女子は
物事のすべてに「善」を見る明るい気持ちが必要である、
と言っている。
もう一つ生長進歩しない者は落伍するとも書いている。
この二つのことは
吾等が生長するための最も大事な事柄である。
(祈りの科学 谷口雅春)
【ある日マン女子の所へ夫婦で相談に来たものがあった。この夫婦は小さい雑貨店の老舗(しにせ)を買いたいのでその資金を借りることができるように祈ってもらいたいというのがマン女子訪問の目的であった。彼らはその町で雑貨店を開いていたのであるが大規模のチェーン・ストアが近所に開かれることになってしまったので全然自分の店にはお客が来なくなり、他に適当な雑貨店を見つけて移転するよりほかに生活の道がなくなり、金がほしいのであるが、しかし彼らは他に店を開いても成功するという確信はもっていなかった。
「また店を開きましても結局はつぶれることになるのだろうと思うのですけれども、何しろ、この時世では小資本の伸びる余地は全くないんです。小さな商店というものは不用なんですからね。」というのであった。彼のこの声には深い悲しみと失望とがこめられていた。
 マン女子が思うのに、第一この人達から取り去らなければならないのはこの悲観的な心持である。もっと明るい心持にならなければ運命というものは好転しないのである。人間は過去を捨てて前進する。旧態依然たる状態を続けているものは落伍する他はないのである。】