現象と実相の関係がわかってきさえすれば・・・

この世は神の国だとわかれば
虚しさから脱却できるとして、
ではどのようにすれば
ここが神の国だとわかるのか、

このことがわかるためには、
次の事実を
知らねばならない。
その事実というのは、
「諸法実相」という事実だ。
これは平たくいえば、
現象は即ち神の国である、
ということだ。
般若心経が説く「色即是空」も、
同様の意味だ。
この言葉の意味が本当にわかってくると、
人生は少しずつ
ばら色に見えてくる。
同時に
人のいのちは永遠のいのちだ、
ということもまたわかってくる。、

生きる虚しさから脱却する

この世は神の世だと、
神の国だと、
思えた途端に
私は虚しさから、
脱することができる。

人生は無常だ、などと思っていたら、
喜びもなければ希望もない。

高齢になると、
ポッポッと
知っている人が
亡くなったり、
病気になった、という話を
時々聞く。

そういうニュースは、
私をウキウキさせてくれるわけではない。

しかし
私は長く勉強してきて、
この世は
どんなに嫌なことが起こっていても、
そこに
神の国がかくれれていて、
自分自身だって
生き通しの存在なんだという事実を
すぐに思いだせるから、
その途端に、
価値とか意味を見出すことができ、
虚しさから、
脱却することが、
できるのである。

人には年齢に即した課題がある

私が教師だった時は
現役の先生がメンバーになっている
国語研究会の話し合いの内容がよく理解できたが、
現役を離れて１０年も経つと、
国語研究会で話し合う内容が
さっぱりわかりにくくなり、
理解しにくくなってきた。
これは、
人はそれぞれ年齢に即応した課題というものが
あるからであり、
無理もないところも
あるのだと思う。
人には
年齢に即した課題と関心事があり、
関心の対象が
ちがってきていても
不思議はないのだ。

年齢とともに、興味関心の対象は変化すれど・・・

年齢によって
興味関心の対象が
まったく違ってしまうのは、
とても面白いことである。
小学生の頃、
私はメンコをたくさん集めていて、
大事に宝物として保管していたが、
中学生になったら
急に興味を失い、
メンコを全部
捨ててしまったものであった。
１０年ほど前までは
明日お昼に何を食べようとか、
しょっちゅうそんなことを考えていたが、
現在は、
何をたべたっていい、
と思うようになり、
簡素な物を少量たべるのみになり、
「おいしいもの」に対する興味は
欠落した。
ただ私がいつまでも興味を失わないものを
ただ一ついうとすれば、
それは「存在の探求」
ただ一つである。

相当の覚悟でやらないと体質改善はできない

私は
自分がこれは不健康だなと
自覚したのが５０代の半ばであり、
このままの食生活を続けていたのでは、
早晩
何もできない体になってしまうだろうと、
本気で思いました。
そのころから
かなり本気になって、
本を使って
体質改善に
取り組みました。
森下敬一先生、石原結實先生、甲田光雄先生の本を使い、
特に甲田先生の本を根幹にして、
体質改善をしてきました。
西洋医学のお医者さんには
まったくかかっていません。
私は現在相当の健康を得ていますが、
結論からいえば、
相当の覚悟でやらないと
体質改善はできない、
と思っています。