YS Journal アメリカからの雑感

政治、経済、手当たり次第、そしてゴルフ

Over Hard

2018-01-31 13:27:39 | 雑記
目玉焼きは、両面焼き派だ。黄身もしっかり固焼きが好みだ。

目玉焼きに関する私の語彙は二つで、片面焼き Sunny-side up (黄身半熟)と両面焼き Over easy。

私の中では、両面焼きは当然ひっくり返すので黄身は当然固焼きのイメージ。

アメリカのレストランで目玉焼きを注文するときは、30年前から "Over easy"。いつも黄身が半熟なのが解せなかった。

無知だった。

"Over" が両面焼きの事で、"easy" は希求する黄身の状態を示していたのだ。

両面焼きだけで三つを使い分ける必要があったのだ。黄身が液状 Over easy、半熟 Over midium、固焼:Over hard。

今度は "Over Hard" で。

自分らしさ

2018-01-29 12:28:31 | 雑記
この年になってこんなことを考えていると告白するのは恥ずかしいのだが、自意識に目覚めた時から「理想の自分」を追い求めたり、演じたりしてきた。

そんなことを考えながら、「自分らしく」やるかとふと思ったのだが、自分らしさが判然としない。

ずっと自分ではない自分であり続けているのは、ありのままの自分が厭だったとしか考えられない。

そして、今となっては「ありのままの自分」さえも分からない。

kindle oasis

2018-01-12 10:50:29 | 雑記
アメリカ版キンドルで amazon 日本のキンドル版を読める事に気が付いた。(大山賢太郎が詳しく説明している

数年前に買ったキンドルは結局活用しなかったし、iPhone, Surface Pro で読めるのでキンドルの必要性すら無い。

しかし、(著しく根拠に乏しいが)日本語が読めるとなると話は全然違ってくる。その上 kindle の成長も著しい。(所有のキンドルは古過ぎて日本語対応出来ず)

そそられるのだが、kindle oasis $349.99。ちと高い。

火定(かじょう)-澤田瞳子

2018-01-07 11:09:27 | 書評
奈良時代の天然痘を巡る話。(アマゾンのリンク

時代背景に馴染みは無いが、ストーリーに沿って分かり易く説明してあるので苦にならない。惜しむらくは、三人いる主要登場人物が誰一人として主人公の域に達しておらず、情念の深さが足りない感じ。

メインテーマである天然痘の大流行は、人類が唯一撲滅させた感染症だからこそ読んでいて恐怖心が煽られる。

恥ずかしながら、平城、平安時代の歴史小説は殆ど読んでいないが、題材によっては面白いかも。