YS Journal アメリカからの雑感

政治、経済、手当たり次第、そしてゴルフ

Obamagate

2020-05-26 08:02:46 | アメリカ政治
トランプのロシア疑獄は潔白が証明されたが、それに絡んだ弾劾議決の調査文章が公表されてきており、民主党の意図とは正反対にオバマ政権がトランプ当選前から就任までの期間トランプ陣営をスパイしていた事が段々と明るみになってきている。

自分たちがやっていたスパイ行為の不法性を認識しているので、当選後就任迄と就任直後から、それらの外交上の機密をトランプ政権で担う Michael Flynn 国家安全保障問題担当大統領補佐官を標的にしていた。彼はオバマ政権では軍諜報責任者として勤務しており、政権と意見の対立があったと伝えられていた。

トランプ就任後は、でっち上げのロシア疑獄を利用して弾劾まで画策していた。

現在、ロシア疑獄(と言うか、なぜでっち上げが始まったか)を司法長官の任命の特別委員会が調査している。

先日、司法長官はオバマ大統領、バイデン副大統領の起訴は無いとの見解を示したが、オバマ政権高官の起訴は充分考えられる。その筆頭はFBI長官だった James Comey であろう。

調査委員会報告書が近く発表になる。オバマ政権高官たちが何をしたのか明らかになる日が近い。

オバマ政権高官たちは、トランプ弾劾の下院調査委員会での宣誓証言ではロシア疑獄の証拠は無いと言いながら(偽証罪があるので真実を述べていると思われる)、マスコミではトランプはロシアの言いなりとか非常にいい加減で危険な発言を繰り返してきていた。

もし、次期大統領がロシアのスパイと言うなら、その時に大統領(オバマ)が知らないわけが無い。起訴されないにしても何らかの罰則があるのではないかと期待している。

新型コロナが収まると、アメリカ政治は大統領選一色になるが、繰り返して言っているようにウオーターゲートがぶっ飛ぶくらいの政界スキャンダルが燻り続けている。

気を付けなくてはならないのは、アメリカ大手マスコミは内容の吟味をせずに、トランプが大統領選挙のために職権乱用してオバマ政権(バイデン候補)を攻撃していると報道する事であろう。

2020 アメリカ大統領選 (6):世論調査

2020-05-23 01:54:42 | アメリカ政治
4年前の今頃はヒラリーがトランプをリードしており、選挙当日までヒラリー当選が確実視されていた。トランプ当選を唯一予感させていたのが、圧倒的な応援集会の集客力。ヒラリーはビヨンセコンサートなどをくっ付けたりして躍起になっていたが最後まで低調であった。

新型コロナの影響でこの手の集会がいつ再開されるか不明であるが、予備選でのバイダンの集客力は惨憺たるものであったので予想がつく。

現時点での世論調査では、大統領選挙に大きな影響を及ぼす激戦州でバイダンリードと出ているが信用しない方が良い。トランプが5年前に大統領選に出馬してからというもの、アメリカ大統領選の世論調査は全くあてにならなくなった。

日本で取得出来るアメリカ選挙情報はアメリカ大手メディアからのものがほとんどだと思われるが、こちらも当てにならない。トランプ嫌いで公平性、論理性、そして知性が吹っ飛んでしまっている。唯一バランスが取れているのは Fox News だけであろう。

ハッキリ言えるのは、バイダン有利の現時点での報道は全くの幻想である事だ。

WESTWORLD Series 2 & 3

2020-05-18 07:42:47 | 映画
新型コロナ Stay-at-home で何をしたかと聞かれたら、WESTWORLD のビンジワッチングしかない。

2年前にシリーズ1をオーストラリア往復でビンジワッチング。その時点でシリーズ2は放映済みで、シリーズ3は今年3月から5月に放映。興味はあるのだが、シリーズ2&3は8話構成なので、尻込みしていた。そんな折、ケーブル会社 (xfinity(comcast)) が外出自粛期間の特別サービスとして暫くの間フリーで WESTWORLD を提供するのを知って、早速活用。

結論から言うと、シリーズ2&3はシリーズ1に比べて落ちる。特にシリーズ3はつまらない。2&3を観た後にシリーズ1に戻って、復習がてら改めてその良さを堪能した。

シリーズ3では見ながらうたた寝する事が度々あった。最終回、ウトウトしていたら唐突に WESTWORLD は聖書の焼き直しは無かろうかと思いついた。シリーズ1ではコントロール、2で混沌、3で選択がテーマなのだが、これらは人間の想像力にとって普遍的で恒久的な問題であろう。

人間の荒々しい精神を試すのに西部劇以上の舞台は考えられない。SHOGUNWORLDでは湿っぽ過ぎるし、NAZIWORLD(第2次世界大戦のドイツ)、ちょっと出てくるRAJ ( 植民地時代のインド)でも無いような気がする。聖書も砂漠が舞台だ。

シリーズ4の製作は決定しているが、チープになっていくテーマではファンを引き留められないような気がす。でも、なんとか未発表の後二つのテーマパークまで行き着いて欲しい。(と言うか、絶対に存在しないであろう結論が知りたい)

シリーズ1は必見、2はお薦め。そこらでどうするか決めれば良いと思う。


関連エントリー

WESTWORLD Series 1  8/14/2018

Obama aware of Flynn wiretap details, surprising top DOJ official

2020-05-08 09:31:45 | 新聞、雑誌から
トランプが大統領候補時代にロシア疑惑で捜査が始まっている。外交上の大問題なので大統領であるオバマが知らない事はあり得ない。

今日、トランプ政権ロシア疑獄の中心人物とされた Flynn 元大統領補佐官への起訴が取り下げてとなった。

下の記事に名前が挙がっているオバマ大統領、バイダン副大統領、コウミーFBI長官、ブレナンCIA長官、クラッパー国家情報局長、イェイツ副司法長官、ライス大統領補佐官(オバマ政権時)が結託してトランプを貶めようとしたのだ。(大統領選への影響、就任後は罷免活動)

ウオーターゲートなど問題にならない大スキャンダル。トランプ再選で徹底的に追及して欲しいものだ。

Obama knew details of wiretapped Flynn phone calls, surprising top DOJ official in meeting with Biden, declassified docs show

2020 アメリカ大統領選 (6):Joe Biden 上院議員時代の強制わいせつ疑惑

2020-05-06 03:22:22 | アメリカ政治
Lockdown 中につき、自宅地下スタジオからの選挙活動を強いられている Joe Biden は簡単なインタビュー質問への回答さえしどろもどろで呆けぶりが段々と露呈してきている。(2020 アメリカ大統領選 (3):バイダン元大統領は初期痴呆症なのでは?

そんな中、30年前上院議員時代のアシスタントが強制わいせつされたと暴露し、Joe Biden 陣営は本人を含め否定に躍起になっている。現時点では、民主党全体で Joe Biden を鉄壁に擁護する体制が敷かれておりスキャンダルには至っていない。

一方で、Joe Biden は民主党大統領候補になるために必要な選挙人を獲得していないため正式候補ではない。

民主挙党体制で Joe Biden の擁護をしているものの、このままではトランプに勝てないという危機感が根強くある。

そんな中、コロナ対応策には問題があるものの、連日力強く記者会見を行ているニューヨーク州クオモ知事に期待が集まっている。政界デビューを否定し続けるミッシェルオバマも、最近のインタビューでは少しその気を見せていたりする。

正式な民主党大統領候補では無いだけに Joe Biden が決定的な呆けぶりを晒すか、わいせつ疑惑がスキャンダル化すると、これまでに見た事との無い政治劇が見れそうだ。

政治手腕は全く未知数だが、民主党のウルトラCはミッシェルしか考えられないであろう。しかし、いくら人気が高いと言ってもミッシェルがトランプに勝てると決まっている訳でもない。コロナ騒ぎで目立たないが民主党内部は大混乱状態だと思われる。

Helicopter View - Los Angeles

2020-05-04 23:22:53 | ブログ探索
ロスに住んだことは無いが、何回も行っているので多少の地理感がある。(私は非常に軽症の地図フェチ)分かる人には堪らない映像だと思う。

YouTube のサイトはこちら Micah Muzio

夜景とディズニーランド編を張り付けておく。ロックダウンが始まってから毎週金曜日にアップデートがある。ハリウッド、ビバリーヒルズ、グローブ(ショッピングモール)とかの回もあるので興味ある人は是非そちらも。

英語が分かれば更に楽しい。 Micah Muzio は Kelly Blue Book の自動車評論家でヘリコプター操縦は完全な趣味だとの事。




ホリエモンチャンネル 新型コロナウイルス 4月末時点での状況

2020-05-03 11:23:16 | ブログ探索
アメリカは経済再開への政治判断する段階に入っている。日々更新されるデータに基づいた高度な判断になる。アメリカは州政府の裁量が大きいので、 Lockdown を解除した州の動向を見ながら調整が出来そうだ。

アメリカから見ていると日本は Lockdown の必要無さそうだ。その上、地域差が大きいので問題の起きない地方もありそうだ。

Stay at homeが5月15日まで延長となったミシガン州でさえ、一部のビジネス解禁と気温の上昇で、交通量が増えてきている。死者数はピークアウトしている様なので、5月18日からはそれなりの普通に戻って欲しいものだ。

このままでは経済へのダメージが大きすぎて、社会が本質的に変化しそうなのが心配。

もう一度言おう  "the Cure Can't Be Worse Than the Disease."  治療、ワクチンは重要だが、危機の本質は医学の領域を大きく超えてきている。