YS Journal アメリカからの雑感

政治、経済、手当たり次第、そしてゴルフ

バイデン大統領、広島 G7 に来ないかも

2023-05-11 22:06:45 | アメリカ政治
アメリカ連邦政府債務の上限が揉めているのを根拠に、バイダン大統領が G7 に来ないかもと言っている。

債務上限問題はいつもの通り予定調和するので G7 欠席の理由にはならない。

ついに海外での長丁場の重要会議に耐えれなくなったのではないか?先月の外遊先(真の意味での外遊であった)アイルランドでのトンチンカンぶりは余りに酷かった。超高齢者に時差ボケは厳しい。

世界にとって大事な会議だけに醜態をさらしての混乱より欠席するマイナスの方がベターであるとの判断があったのだろう。(現在のホワイトハウスは集団指導になっていると思う)

2024 アメリカ大統領選挙 (1):バイダン出馬

2023-05-01 21:12:27 | アメリカ政治
アメリカ政治への興味は失っていないが、政界というよりマスコミ、ジャーナリズムへの失望感が大きい。

バイダンが立候補したことで大統領選が始まっているのだが、全然盛り上がらない。トランプが立候補を表明した8年前からアメリカ政治の中心はずっとトランプだ。

マスコミ、ジャーナリズムがトランプを毛嫌いする事で、政治が歪みアメリカ全体が変な方向へ進んでいる。

アメリカが好きで移住し30年以上も住んでいるが、喪失感を覚えている。トランプは人格的には問題有りであるが、政策的には至極全うである事を評価できないのであろうか?

所詮というか究極的にアメリカとはそんな国民性、国なのであろう。「そんな」が意味するところを大統領選を通じて掘り下げてみたい。

バイデン米大統領の一般教書演説

2023-02-10 22:22:39 | アメリカ政治
80歳の老人にしては最高のパーフォーマンスであった。

演説内容には全く興味が無く、ボケの兆候だけを探していたが期待外れ。お化粧もきっちりしており、なんやかんやで2時間以上立ち回れた事に驚いた。

但し、翌日、翌々日の遊説、インタビューでは、くたびれ感がどっと出ていた。

勝負所なので緊張感もあるのだろうが、特別な薬を服用しているのではないかと勘繰ってしまう。

民主党は Biden を見捨てた!?

2023-01-20 02:57:42 | アメリカ政治
Biden の機密文書持ち出しは、スキャンダルとしてスッキリしない感覚が残る。

副大統領退任から6年が経っているので、今更感が先ずある。Biden の脇の甘さから考えると、民主党上層部は機密文書持ち出しを知っていた可能性は十分にある。

ホワイトハウスのチグハグな対応から、Biden は蚊帳の外に置かれている可能性が高い。

観測的なリークで様子見している感じ。元々、息子 Hunter 絡みで叩けば埃は出る。但し、Biden の後釜がいない。

だから、風向きを見ながらのリークになっているのだろう。

陰謀論みたいで嫌なのだが、Biden 再選は、不出馬を含めて無くなった可能性が高い。

Biden の機密文書持ち出しスキャンダル

2023-01-13 06:35:40 | アメリカ政治
民主党の上層部は上手に逃げ切るのだろう。(ヒラリーが代表例)

特別検察官が任命されたが、出来レースかもしれない。昨年の中間選挙で共和党が連邦下院の過半数を奪取したので、公聴会が面白くなるかも。

バイデンは近日中に次の大統領選への出馬するかどうかを発表するとしていたので、政治的な視点でしか見られないのは残念。

ボケ老人が服役する姿は見れそうにない。

バイダン政権スタート

2021-01-22 07:33:31 | アメリカ政治
1月5日に行われたジョージア州連邦上院議員決選投票で2議席とも民主党候補が勝利したことで民主党が連邦下院、上院の過半数となり、バイダン政権としては理想のスタートとなった。

先ずは初日、トランプの大統領命令をリバースする大統領命令に署名し、今日はコロナ関係の大統領命令を発行している。

漠然ではあるが、アメリカのタガが外れていくような感覚がある。自分の政治的予感は的中しないので、変な意味で楽観視しているのだが、どうなる事やら。

アメリカ政治の行く末

2020-12-27 10:40:24 | アメリカ政治
トランプ再選が叶わなかった事で、アメリカ政治への興味が急激に萎えている。

思い起こせば、2008年にオバマが大統領に当選してから12年間、楽しまさせて頂いた。

アメリカ政治、そしてアメリカは大きな曲がり角に来ていると思う。但し、バイダン政権がスタートしても急に変わるわけでは無い。民主党が上院で過半数をとっても急激な変化としては現れないと思う。但し、ホワイトハウス、連邦上下院を民主党が制するので、オバマケアが成立したオバマ政権最初の2年と同じ状態となり、後戻りが出来ない様な大きな法案(もしくは、一連の法令群として)が通る可能性が高い。

この12年でアメリカ政治は明らかに衰退した。これは国としてのアメリカが衰退していく前兆かもしれない。歯痒いのは、一般市民の生活への変化は殆どなく、何もすることが出来ない事だ。

バイダン政権は始動から混乱する可能性が高い。以前にも述べたようにバイダンが一期目すら全うするのは難しいと思う。ほぼ間違いなく次の大統領になるカメラは未だに存在感を出せずにいる。民主党内の混乱もあるのだろう。(但し、民主党は最終的にまとまる傾向が強い)

これからはもう少し客観的に眺めていこうと思っている。

バイダン組閣人事

2020-11-24 06:50:50 | アメリカ政治
今回の選挙で民主党は、下院でギリギリ過半数、上院は来年1月のジョージア州決選投票で過半数が決まる展開なので、党上層部から上下院議員に対して入閣運動の禁止令が出ているらしい。(議員が長いと長官とかになりたいのはどの国も一緒!?)

バーニー、ウォーレン両上院議員はいろいろと取りざたされているが、どうなるのだろう。副大統領として抜けるハリス上院議員の後任はカリフォルニア州知事が指名出来るのだが、本人を指名するとの憶測がある。

オバマ政権の残党は重用されない様な気がする。どちらかと言うとクリントン系というかバイダン自体が民主党の本流なので、人脈絡みの人事になりそうだ。主流派が多くなるとプログレッシブ(左の左グループ)の不満が爆発し、民主党の内戦が勃発するかも。

その上、共和党が上院の過半数を維持すれば、派手な聴聞委員会となるばかりか承認が進まない可能性が高い。

2020 アメリカ大統領選 (17):混乱は続くか?

2020-11-22 22:30:50 | アメリカ政治
トランプのイサギ悪さは特筆ものであるが、5年前の大統領選出馬宣言以来アメリカ政治システムの既得権に対する真摯な疑問を呈している。どの国も権力は腐るのだ。そして、権力は部外者を毛嫌いするのだ。

現在のアメリカの政治システム、連邦上院は各州から二人づつ選出されるので小さな州が必要以上に重視されているとの批判があるが、この混乱でも上手く機能している。ジョージア州の連邦上院選決戦投票の結果次第であるが、共和党が過半数を守れば最低でも2年は議会がネジレ状態となり民主党の思い通りにはいかなくなる。

混乱、グタグタが続けば2022年中間選挙、2024年大統領選挙で共和党が復活するであろう。(トランプの出馬予想があるが、考え過ぎだと思う)

トランプ政権が引継ぎに非協力との報道があるが、これだって慣習を破っただけで違法ではない。就任式まではトランプは大統領であるのだ。

アメリカ政治は醜いがダイナミックでもある。アメリカ政治に対するトランプの貢献はもう少し続く。

2020 アメリカ大統領選 (16):バイダン当確

2020-11-08 11:56:00 | アメリカ政治
未だ正式では無いが、バイダンが次期大統領になる。

4年の任期を全うする事は無い。民主党、自分の所属する政党に引きずり降ろされるだろう。

共和党が上院の過半数を維持しそうなので、議会がネジレ状態となり何も前に進まなくなる。それがアメリカにとって一番良い状態であろう。

アメリカが本格的に左に振れるかどうかは、2年後の中間選挙、4年後の大統領選挙で決まるだろう。トランプが孤軍奮闘した保守復活は、コロナによって道半ばとなった。

そして今、Fake News(批判していたトランプも含めて)の蔓延でほとんどの人は混乱している。一般人は、賢くもあるが馬鹿でもあるのだ。

政治家、それを監視する役目のジャーナリストがエリートばかりになり、特権階級を形成しようとしている。ジャーナリストは中道的な存在では無くなり、ジャーナリズムは瀕死の状態にある。

バイダンに投票した人たちは、民主党の底意地の悪い戦略を未だ知らない。

2020 アメリカ大統領選 (15):予想はバラバラ、本当に最後まで分からず

2020-11-01 09:53:42 | アメリカ政治
いよいよ来週火曜日が投票日。

伝統的な世論調査は、トランプが追い上げているもののバイダン優勢は揺るがず。トランプの当選を2016年唯一当てた調査機関はトランプ。党派は贔屓の引き倒し状態。既に不在者投票数が9千万票を超えて過去最高となっており、益々、過去のデータがあてにならなくなっている。

Fox News 以外の大手マスコミは相変わらずバイダンへの不利な報道を避け、Tweeter, Facebook も恣意的にバイダン不利のコメントを削除し連邦上院で問題視されたりしている。

そんな中でトランプは孤軍奮闘している構図だ。

日本でも大手マスコミはバイダン有利との報道が多いが、YouTube 等ではトランプ再選の予想が増えている気がする。

今後選挙当日までの候補者がどの州で集会を開くかで、両陣営の選挙人の獲得州の読みが透けて見えてくる。

バイダン陣営は2016年に民主党確実と思われたが落としてしまったミシガン、ウインスコンシン州を回っている。大票田であるフロリダ、オハイオ、ペンシルベニア州に行かないのは、取れたと思っているからであろう。

一方、トランプ陣営はフロリダ、ペンシルベニア、ミネソタ、ノースキャロライナ、アリゾナ、ミシガン、ミネソタと接戦州を包括しており、取りこぼしがあっても勝てる戦略を立てていると思う。

どちらが大統領になるか本当に分からない。

2020 アメリカ大統領選 (14):第二回(最終)大統領候補討論会

2020-10-23 12:01:09 | アメリカ政治
今回はトランプの勝ち。

バイダンは突っ込みどころ満載だったので、投票日まで対応に追われるのではないか?例えば、何回もフラッキングを禁止するとコメントしているのに言って無いとシラを切ったり、息子ハンターの問題もロシアの陰謀と、今更という発言をしている。

アメリカは国土が広いのでドサ回りが肝心である。トランプは積極的に日に2-3回の集会をこなしていくだろうが、バイダンにそんな体力が残っているのか?

バイダンが逃げ切るか、トランプが逆転するか、投票日まで10日余り。

2020 アメリカ大統領選 (13):バイダン優勢は本当か?

2020-10-19 06:58:58 | アメリカ政治
大統領選まで2週間余り、どの世論調査でもバイダンの圧勝となっている。

本当なのであろうか?

世論調査の信憑性に関しては、前回のヒラリー敗退でガタガタになっている。その後、調査方法等が改善されたと言われているが、どこまで修正されているのか不明である。

トランプ応援集会の熱狂、支持者が掲げる Trump/Pence のサインの圧倒的多さからか、調査結果を信じていない人が多くいる。(バイダン陣営でさえ信じていないという噂がある)

後は、October surprise と呼ばれる選挙に大きく影響を及ぼすニュースが発生する事である。トランプに関しては、ネタが出尽くしているし、コロナも完治しているいるので、ビックリニュースはなさそうだ。

一方でバイダン周辺はきな臭くなってきた。先週のNew York Post のバイダンのウクライナ疑獄報道、バイダンは副大統領時代にウクライナを担当していたが、その時期に息子のハンターが、ウクライナのエネルギー会社の取締役になっており、バイダンはそのエネルギー会社に有利な圧力をウクライナ政府に掛けた疑惑がある。

ハンターが修理に出したラップトップを引き取らなかったので発覚した。ウクライナだけでなく、ロシア、中国との怪しい取引のメールもあるとの事。(政治的スキャンダルでは無いが、コケインをやりながらセックスしているとかの映像もあるそうだ)

高齢のバイダンは健康上の心配もある。ずっと自宅地下室からキャンペーンを展開していたが、最近はそれなりに活発に飛び回っているのでコロナ感染の可能性が高くなっている。既に、カメラ副大統領候補のスタッフから感染者が出ている。もし、入院騒ぎとかになったら大きな影響が出るだろう。